2011年01月15日
タブレットPC用AtomベースのOak TrailはOEMに人気がなさそう
昨年6月に発表されたAtomベースのOak Trailはネットブックメーカーにあまり人気がないようで、その代わりにNvidiaのARMベースのTegra 2が人気を集めているようです。
・ Notebook makers say no to Oak Trail - Fudzilla
CESではOak Trailを採用したタブレットは期待されたほど展示されておらず、採用を決定した富士通、東芝、SAMSUNGも急いで量産を開始するメーカーは1社もなく、HPはOak Trailベースのタブレットの発表を中止しています。
Oak Trailの価格はTegra 2の約3倍するそうで、INTELはOak Trailのシェア拡大のためにOEMメーカーと値下げ交渉を行っているようです。
PC Watch - CES 2011レポートによると、今回のCESではARMのスマートフォンやタブレットに注目が集まっていたそうで、Microsoftが次期WindowsのARMのサポートを発表したこともあって、“やっぱりタブレットのアーキテクチャはARMで決まりだ”と来場者に印象づける結果になってしまったとあります。
MVIDIAはハイパフォーマンスのARM CPUを開発することを発表しましたし、AMDがARMアーキテクチャのCPU開発を始めたという噂とも言われています。
2月にバルセロナで行なわれるMobile World Congressで、INTELはスマートフォンやタブレット製品を大々的に扱うようですが、Oak Trailの勢いに変化はあるのでしょうか。
関連情報
・ NVIDIAが高性能ARMコアを開発統合する「Project Denver」- PC Watch
・ インテル、タブレット向けの新Atom「Oak Trail」発表 - ASCII.jp
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Posted by nueda at 2011年01月15日 15:22 JST | トラックバック | ホームに戻る
x86ならBobcatが居ますからねえ。
現状のx86の利点はWindows7が動くことであって、そこが十分クリア出来る性能がなければ選択肢に上がらないのは当然でしょうな。
開発者としてはARMでもx86でもどうでもいいけれど、面倒なことは避けたい。その一言に尽きる。
新しい言語を覚えるだけでも一苦労以上の労力が必要なのに根っこからアーキテクチャが変わるともう付いていけない。
CなりC++なりなんかで組んだらコンパイラ変えるだけで動くなら良いけど、いちいちソースの変更なんかしたくねぇよ。
アーキテクチャ変わったから新しい言語覚えてね?ってのが最悪。デスマーチどころの話じゃない。この業界、何人の過労死と自殺者が出てるか知ってるのかと・・・
性能等倍、バッテリー消費速度数倍、発熱数倍、コスト数倍!その名はx86 Atom!
冗談じゃなくてね
Posted by: a at 2011年01月18日 17:10(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)