2011年01月11日
AMD Bulldozerは6コアのCore i7並のパフォーマンスか?
AMDの次期CPUとなるBulldozerは、テストのスコアが6コアのCore i7にかなり近かったとのこと。
・ Bulldozer to come close to Core i7 - Fudzilla
業界筋によると、AMDの次期CPUとなるBulldozerは、初期のテストスコアが新しい6コアのCore i7にかなり近かったようです。
新しい6コアのCore i7とわざわざ「新しい」を付けているところから、11年Q1にリリース予定のCore i7 990X (3.46G)と近いパフォーマンスなのかもしれませんが、テスト内容とあわせて詳細は不明です。
AnandTechのCore i7 970 レビューでは、i7 980X、i7 970、X6 1090Tのベンチ比較が可能ですが、i7 980Xに近いスコアを出しているということなのでしょうか。
Bulldozerは11年Q2の終わりに発表される予定です。また歩留まりもよく32nmは好調とありますが、量産には入っていないためにサンプル時の感触なのかもしれません。
Bulldozerのブランド名にはAMDで最速X86CPUの称号だったFXが復活し、Zambeziのモデルナンバーは、8コアがVision Black FX 500 シリーズ、6/4コアがVision Ultimate FX 300 シリーズとなるといわれています。復活するFXに期待しましょう。
関連情報
・ AMD 990FXを搭載したMSI Big Bang Conquerorの情報
通販情報
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Posted by nueda at 2011年01月11日 23:40 JST | トラックバック | ホームに戻る
Bullには期待したいところだけど、サンプルのクロックがいくらで、IntelのどのCPU相手に近いパフォーマンスだったんだろう?
今は非常に劣勢なので、AMDには今年こそ頑張ってほしいところです。
サンディが出た今となっては、もはや980Xとて最速ではないな。AMDがX86最速を奪回するには1歩遅かった…。
Posted by: Tebe at 2011年01月12日 00:38突然のCEO辞任?
解任?騒ぎで今後どうなる事やらAMD 。
2011年後半までは、Intelは最速CPUをSandyBridgeではなくWestmereに委ねる。
BulldozerとしてはSandyBridgeと競ってもしかたがないのでこれは良い情報です。
ただ、6コアだの8コアだのというのは、サーバ用途でこそ発揮されると思うので、コンシューマにおいてはエンコードくらいにしか利点が無いのがどうも。
そしてエンコードは今やGPGPUの数少ない見せ場だったりもする。
近い程度なら、LGA2011が出るまではGulfの値下げで対抗できちゃうが・・・。
詳細が分からないとはいえ、パフォーマンスで負けているなら今はこの情報は規制したほうが良かったような。
これなら安心してi7に・・・
近いという事は若干上回っているかもしれまんよ。
Posted by: 突っ込み at 2011年01月12日 03:43それはない・・・。
Posted by: Tebe at 2011年01月12日 08:01普通に、「Bullの8コア4GHzがCore i7 990X (3.46G)に少し負けていた」という内容だと思うので、今までの性能差・構図となんら変わらないんじゃないかなー?
そんな急にCPUの性能上げられるんなら、こんなにAMD苦労してないし
「やっぱり」というか、「だろうな」って感じに受け止めた
原文の come to close は迫る、近づくという意味合いなので、僅差で上回ったのではなく下回ったのでしょう
総合的に僅差で下回ったのなら上回る場面もあるだろうですから、悲観することはないのでは
ただコンシューマ向けで同じ競争力を発揮出来るのかは不透明ですが。
事によっては今の安売り状況もそう変わらないかもしれませんね
去年からあるGulftownと比べられても、1周遅れでやっと並べそうなのかって印象ですね。
LGA2011が登場するまでの半年しか魅力が発揮できないのは辛いですし、
やはり去年のうちに出しておけば・・・と思うばかり。
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