2010年11月07日
AMDのBulldozerアーキテクチャーのデスクトップ用CPU "Zambezi"は4月から製造開始
AMDのBulldozerアーキテクチャーの"Zambezi"は4月から製造開始予定。
・ AMD To Ship Desktop “Bulldozer” Processors In April,2011? - Expreview
AMDは2011年4月からBulldozerアーキテクチャーのデスクトップ用CPU "Zambezi"の生産を行い、最初にデスクトップ用の8コア、その後に4コアと6コアのCPUを発表する予定。
"Zambezi"のエンジニアリングサンプルは12月に予定され、11年2月までに生産準備が整い、4月には製造が予定されているとのこと。
最初の"Zambezi"はL3キャッシュを8MB搭載した8コアのCPUでTDPは95Wと125Wとなり、のちにL3キャッシュを8MB/4MB搭載した6コア/4コアのCPUがリリースされます。"Zambezi"はAM3+マザーボードと互換性があり、最高でDDR3-1866のデュアルチャンネルDDR3メモリコントローラとターボコア2をサポートしています。
11年のQ2にはAMD 900シリーズのチップセットがリリースされますが、BulldozerアーキテクチャのCPUとAMD Radeon HD 6000シリーズ、AMD 900シリーズのチップセットの組み合わせはScorpiusプラットホームとなるようです。
"Zambezi"は現状のPhenom IIの後継となるCPUなので、FUSION APUと比べて興味がある人が多いでしょう。登場はまだ半年以上先ですが、デスクトップ用の8コアCPUを楽しみに待ちたいですね。
関連情報
・ BulldozerアーキテクチャのOrochiは16MBのキャッシュを搭載
・ AMDが投資家向け説明会で、BulldozerとBobcatの概要を説明
通販情報
[PhenomII X6]SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、PCワンズ、クレバリー、価格比較
[AMD 890FX/GX] SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、クレバリー、FAITH、TWOTOP
Posted by nueda at 2010年11月07日 02:05 JST | トラックバック | ホームに戻る
コア数が増えるのもいいですが、動作クロックが気になるところでもありますね。
初代PhenomではAthlon64X2で3.2GHzまで到達していながら2.2GHzと2.3GHzからのスタートと肩透かしに感じましたが、PhenomからPhenomⅡへ世代交代した時のようにせめてフラグシップモデルは初手から3GHz辺りから出してほしいところです。
まあ多分またIntelフリークは「1クロック辺りの性能が低い」と揶揄してくるんでしょうけど。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)