2010年09月19日
空冷のSandy Bridgeで4.9GHzのオーバークロックを達成
空冷のSandy Bridgeで4.9GHzのオーバークロックができたようです。
・ Intel Sandy Bridge "K" overclocked to 4.9 GHz on air - VR-Zone
・ Intel,overclocking,K-series,Sandy Bridge - Expreview
IDF 2010にて展示されたKシリーズのSandy Bridgeは、INTEL純正のCore i7 980X用CPUクーラーを使い電圧を上げることで、4.9GHzまでオーバークロックできたそうです。
4.9GHzで安定動作していることを見せるためにCinebench R11.5が使われましたが、結果は公開されなかったとのこと。
使われたCPUは不明ですが、リークされたSandy Bridgeのラインアップでは2種類のKシリーズが予定されており、3.4Gのi7 2600Kと3.3Gのi5 2500Kのいずれかが使われたとすると、定格の約1.5倍のクロックでCinebench R11.5が完走したということになります。
●Sandy BridgeのKシリーズ ラインアップ [Sandy Bridgeのラインアップ]
◎i7 2600K :3.40G(TB 3.80G)、4C/8T、L3 8MB、GPU 850-1350MHz、TDP 95W
- i7 2600 :3.40G(TB 3.80G)、4C/8T、L3 8MB、GPU 850-1350MHz、TDP 95W
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◎i5 2500K :3.30G(TB 3.70G)、4C/4T、L3 6MB、GPU 850-1100MHz、TDP 95W
- i5 2500 :3.30G(TB 3.70G)、4C/4T、L3 6MB、GPU 850-1100MHz、TDP 95W
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なお、Sandy Bridgeのオーバークロックについては、従来はマザーボード上にあったクロックジェネレータが6シリーズのチップセットに統合されるために、Core ixシリーズ同様のオーバークロックは難しくなり、オーバークロックを狙うなら倍率変更が可能なKシリーズを使うしかないといわれています。
オーバークロックは自作する上でのお楽しみの一つなので、Sandy Bridge発売後はKシリーズの占める割合が上がるかもしれませんね。
関連情報
・ Sandy Bridgeのi5 2400(3.10G)のプレビュー
・ duckさんがCore i5 655Kの世界記録となる7307.84MHzを達成
通販情報
[Corei5-6xx/i3-5xx] ドスパラ、SOFMAP、TSUKUMO、クレバリー、FAITH、T-ZONE
[Corei7-8xx/i5-750] SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、クレバリー、FAITH、T-ZONE
[Core i7] SOFMAP、TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、FAITH、価格比較
Posted by nueda at 2010年09月19日 01:36 JST | トラックバック | ホームに戻る
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