2009年12月30日
AMDは10年Q2(4~6月)に6コアのCPUを2種類発表
Fudzillaによると、10年Q2(4~6月)にAMDは6コアのCPUを2種類発表するようです。
・ AMD plans two six-cores in Q2 2010 - Fudzilla
3月に発表予定のINTELのデスクトップ用6コアCPU Core i7-980X Extreme Edition (3.33G)よりも少し遅れそうです。
AMDのデスクトップ用の6コアCPUのコードネームはThubanで、45nmプロセス、6MBのL3キャッシュ、Cステート・パフォーマンス・ブースト、DDR3-1333をサポート。AM3マザーボードをサポートするために、ほとんどのマザーボードで動作ができるようです。
以前の情報だと6コアのThubanは2.8GHz?という話はありましたが、2モデルだとすると、2.8GでTDP 140WのBlack Editionと下位機種の2.6GHzでTDP 125Wという感じでリリースされるかもしれませんね。
なお、12月19日のAMDのイベント 「赤いRubyと緑のエコロン」では日本AMDを先日退職された土居さんから「『Thuban』は現在の6コアOpteronとは『まったく違うコアになる』と明言されていることから、Opteron 6コアよりもクロックが高くなることもあるかもしれません。
6コアが発売されることで、5コアのCPUがリリースされることはないよなぁ・・・
通販情報
[Corei7-8xx/i5-750] SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、クレバリー、FAITH、T-ZONE
[最新Phenom II] SOFMAP、TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、FAITH、価格比較
[HD 5800] SOFMAP、クレバリー、ドスパラ、FAITH
Posted by nueda at 2009年12月30日 03:58 JST | トラックバック | ホームに戻る
現行のPhenomIIx4を見てもわかると思うが、i7を仮想敵対としながらもCore2+αというのが現実から、6コアは前向きに評価してもせいぜい現行のi7の8xx番台以上9xx番台未満ってところの性能であるような気がしてならない。
ぜひ価格設定で、Intelよりもコストパフォーマンス抜群であってほしい。
コストパフォーマンスは良さそうだけど、単純な製造コストは明らかにi7 980Xよりは高い。
2.6GHzなら3万円くらいかなぁ…?
Posted by: afo at 2009年12月30日 08:08>『まったく違うコアになる』
違うとコアとして考えられる点としては、デスクトップ用として投入するにあたり、HTリンクを1本に削減することで、ダイサイズを少しでも小型化したい。
あとAMD版ターボブーストを搭載するみたいだから、その辺で電源管理ユニットを拡張するとか。
まあ、6コアになれば、2.6GHz程度でも6スレッド以上なら、4コアのi7 920には対抗できるでしょう。
最近はなんだかんだ言ってマルチコアが優位に立てる場面が増えてますから、用途によっては920に勝てるでしょう。
Phenom2 965ではまったく歯が立たなかったよりはだいぶましでしょうね。
ただ、対抗でIntelがgulftownを投入してきたら厳しいかも。
Posted by: sorenari at 2010年01月01日 17:49(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)