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2009年08月26日

AMDが12コアのMagny-Coursの概要を発表

AMDが2010年予定の12コアのMagny-Coursの概要を発表しました。

AMDが12コアCPU「Magny-Cours」の技術概要を発表 - PC Watch

AMDがチップカンファレンス HotChips 21で、12コアのMagny-Cours(マニクール)の技術概要を発表しました。

Magny-Cours(マニクール)は2010年早期に予定されている12コアのハイエンドサーバー用CPU。6コアのIstanbul 2個をワンパッケージにした新しいソケットとなるSocketG34となります。

◎概要
- 投入予定時期:2010年早期
- ソケット:SocketG34
(参考:第3世代で4チャネルのDDR3インターフェイスを備えることのがG34の由来)
- パッケージ:6コアのIstanbul 2個をMCHパッケージで、HT接続
- キャッシュ: L2 512KB(各コア)、L3 共有12MB(6MB/ダイx2)
- メモリ:4CH DDR3
- TDP:6コアのIstanbulと同じTDP維持
(参考:Istanbulは2.8GHzSEでACP 105W、2.6GでACP 75W、2.1GHEでACP 55W)
- HT Assist(プローブフィルタ)搭載
- 製造:GLOBALFOUNDRIESの45nm SOIプロセス

◎AMDのサーバー用CPUの進化 [PC Watch]
- 2003年:Opteron 1コア、L2 1MB、90nm SOI、DDR1 2CH
- 2005年:Opteron 2コア、L2 1MB、90nm SOI、DDR1 2CH
- 2007年:Barcelona 4コア、L2 512KB/L3 2MB、65nm SOI、DDR2 2CH
- 2008年:Shanbhai 4コア、L2 512KB/L3 6MB、45nm SOI、DDR2 2CH
- 2009年:Istanbul 6コア、L2 512KB/L3 6MB、45nm SOI、DDR2 2CH
- 2010年:Magny-Cours 12コア、L2 512KB/L3 12MB、45nm SOI、DDR3 4CH
* 2003年には1コアだったOpteronが7年間でなんと12コアに。

4月にはMagny-Coursを使った4wayサーバーのデモも行われています。2つのダイを持つMCMのCPUはずいぶん大きなサイズになります。

通販情報
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Posted by nueda at 2009年08月26日 03:52 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

あんなに馬鹿にしていたINTELのニコイチ方式なんちゃって多コア(AMDの言い分)をついに採用ですか・・・。
BDを採用する東芝のような・・・

Posted by: amudo at 2009年08月26日 09:18

トーシバと違うところは、Opteronがすでにサーバ市場で一定の支持を得てシェアを持っている点ですね。

Opteronに関してはサーバベンダの要望を最大限取り入れて製品展開している(HT1の長期サポートなど)ので、今回もユーザニーズを取り込んでの判断でしょう。

Posted by: zyugo at 2009年08月26日 09:31

サーバ用なのであまり違和感無いですけどね。
パフォーマンスよりもコア数重視ということでしょうから。

Posted by: 八百屋 at 2009年08月26日 12:48

IntelもAMDのモデルナンバーやメモコンのCPU内蔵を批判してたけど結局採用したわけだし、どっちもどっちかと。

Posted by: (ア at 2009年08月26日 15:23

ソロ、デュオ、クァッド、ヘクサ、オタクときたCPUコア数の
倍数接頭語は12だと何と言うのでしょうか?

Posted by: kera at 2009年08月26日 17:09

>ソロ、デュオ、クァッド、ヘクサ、オタク
最後で牛乳ふいたw

Posted by: rpq at 2009年08月26日 17:23

なにか根本的に勘違いしている人がいるようだけど。

原理的に「同一コア数ならシングルダイ>マルチダイ≧マルチソケット」

だから2コアでデュアルダイのPentium DよりシングルダイのAthlon 64 X2が、
4コアでデュアルダイのCore 2 QuadよりシングルダイのPhenom X4が技術的に筋がよいとAMDは主張していたわけ。
実際にもマルチスレッドアプリでスレッド間通信が多くなるとデュアルダイのIntel CPUは
シングルダイのAMD CPUより効率悪くなってるしね。

では今回のはどうなるかというと、競合となるような「シングルダイで12コアを超えるCPU」がない。
(※シングルスレット性能が格段に低い16コアCPUなどはあるが、それは競合とはなりえない)
2ソケットのMagny-Coursと3ソケットのNehalem-EXの48コア同士での性能差がどうなるかは興味深いけど、
それはもうシングルダイ云々の話じゃないしね。

そもそも、マルチダイに対してAMDは全面的に否定していたわけではない(はず)。
それは「シングルダイ>マルチダイ≧マルチソケット」であるゆえに
マルチダイの否定はマルチソケットの否定になるから。
Athlon MPから実際にマルチソケット向けのCPUを出荷しているAMDが主張しずらい。
あくまでも「同一コア数ならマルチダイよりシングルダイが優れている」という主張しかできないわけ。

Posted by: 通りすがり at 2009年08月26日 18:49

インテルのニコイチは、ダイ同士結ばれて無いはず。
AMDのは、ダイ同士を結んでいるから全然違うでしょ。
コア数を増やして、歩留まりをよくする方法としてインテルもAMDも考えてた方法でしょ。

Posted by: ハテ? at 2009年08月26日 19:07

>オタクの方
12の倍数接頭辞はドデカ(dodeca)です。
ドデカコアと言うと物凄い大きいコアみたいですね。

Posted by: 通行人 at 2009年08月26日 20:45

>>rpqさん
2chならネタで済むのにここでは大失敗です。見流してくれるかなと思ったのに。
いいわけになりますが、実はその前の6コアを屁臭と変換してしまい、
前にヘクサ虫を変換した学習効果が効いていたなwと修正した直後でした。

>>通行人さん
ドデカデスカ! そのまんまですごいですね。
ってかオクタに直してくれてもいいのに・・・

Posted by: kera at 2009年08月26日 23:21

モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ、オクタ、ノナ、デカ、
ウンデカ、ドデカ、トリデカ、テトラデカ、ペンタデカ……
化学の世界をはじめ、色々使われてる接頭語ですね。
ラテン語、もしくはその元になってるギリシャ語から来てる言葉のようですが

それはさておき、MCMに関しては、Fusionに向けて避けて通れない道
そういう意味でも、ここでクリアしておくべき課題でしょう

Posted by: ちなみに at 2009年08月27日 02:12

>そもそも、マルチダイに対してAMDは全面的に否定していたわけではない(はず)。
>それは「シングルダイ>マルチダイ≧マルチソケット」であるゆえに
>マルチダイの否定はマルチソケットの否定になるから。

この辺の解説が少しおかしいぞぃ。

マルチソケットのメリットはメモリコントローラー内蔵ならソケット数に
対しスケーラブルに、メモリ帯域が増大すること。
最大搭載メモリスロット数が増える。

マルチソケットのデメリットはCPU間の通信(キャッシュの同期)が
FSB側に漏出すること。
メモリコントローラー非内蔵なら1CPU当たりのメモリ帯域が減る。

メモコン内蔵で同一コア数なら、マルチCPUの方がマルチコアより
数%程度ベンチがいい。

もう少しつっこんで知りたい方には下をどうぞ。
http://www.softek.co.jp/SPG/Pgi/TIPS/athlon64x2.html

Posted by: たかし at 2009年08月28日 17:43
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