PINUPS - 上田新聞 blog版

INTELが倍率変更が行えるという「E6500K」を中国でパイロット販売

INTELが中国で倍率変更が行えるという「E6500K」をパイロット販売するようです。

・ Intel Starts Pilot Production of Mainstream Chips with Unlocked Multiplier - X-bit labs
・ Intel Responds to Phenom II X2 BE with Pentium E6500K - techPowerUp!
・ Overclocking Test of Pentium E6500K: Intel's Secret Weapon - Expreview.com

Fudzillaによると、Pentium Dual-Core E6000シリーズの最上位機種となる2.93GHzのE6500(84米ドル)が8月9、10日頃に発表見込み。PConline.com.cnでリークされているPhenom II X2 545(3.0G)との比較でも、低消費電力ながら同じようなスコアを出しており、扱い易そうなCPUです。

中国ではこのE6500で倍率変更が行えると「E6500K」という限定版のパッケージが存在し、Biostar TP45Eのバンドル品として、マザー＋CPUで合計190米ドルで発売されるようです。Expreview.comのテストによると、CPU電圧(定格は1.264V)が1.76Vで4607MHz(17x270)、1.5Vで4005MHz(15x266)というスコアが掲載されています。

X-bit labsによると、「INTEL版のBlack Edition」ともいえる今回のE6500Kは中国だけのパイロット販売で、他の地域での発売は今回のパイロット販売後に決定されるようです。

倍率変更可能な低価格CPUは今まではAMDの販促手法でしたが、INTELも参入するとなると、今後は下位CPUの売れ筋が変わってくるかもしれません。E6500Kも日本で発売されたら、かなり人気が出そうです。

●Core 2 Duo E7000シリーズ
- E7600：3.06GHz (266x11.5)、L2 3MB、VT対応、133米ドル
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●Pentium Dual-Core E6000/E5000シリーズ
- E6500 ：2.93GHz (266x11.5) L2 2MB、VT対応、84米ドル 8月10日頃発売？
- E6300 ：2.80GHz (266x10.5) L2 2MB、VT対応
- E5300 ：2.60GHz (200x13) L2 2MB
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