2009年06月11日
PhotoFastは3.5インチサイズのRAID 5のSATA SSDを7月に発売
PhotoFastは3.5インチの筐体に入った内部RAID 5のSATA SSDを7月に発売します。
・ フォトファースト、内部RAID 5のSATA対応3.5インチSSD~256MBキャッシュ搭載 - PC Watch・ SSD一挙紹介 ボトルネックを解消するPCIe、容量/信頼性を追求するRAID - マイコミ
PhotoFastのG-Monster 3.5 Raid5 WorkStation Editionシリーズは、1.8インチ用SSDの基板部分を4枚とRAID 5コントローラ、256MBキャッシュを3.5インチの筐体に納めた内部RAID 5のSATA対応のSSD。RAID 5の耐障害性能により、サーバーや工業用PC、医療機器などの業務用機器にも今後の需要を見込んでいるようです。
内部にDDR2の256MBのキャッシュを内蔵し、データ転送速度はリード270MB/s、ライト270MB/s。容量は64GB、128GB、256GB、512GB、1TB、2TBの6種類。2TBだと512GBx4台によるRAID 5となります。
3.5インチHDDと同じサイズの中で、SSD 4台によるRAID5を実現するのはSSDならではの特長ですね。業務用途なので価格は高そうですが(^^;
なお、マイコミジャーナルによると、COMPUTEXでは先日発売されたG-Monster PROMISE PCIe SSDのV2バージョンのデモが早くも行われていたとのこと。リード最大1.5GB/sをターゲットにしているようです。
昨日紹介したRAID0のSSD G-Monster V5、JMF612を搭載したG-MONSTER V5-Jなど、最近のPhotoFastは矢継ぎ早に製品に発表してますね。
通販情報
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Posted by nueda at 2009年06月11日 02:22 JST | トラックバック | ホームに戻る
なかなか興味深い商品ですが、内部のSSDの一つに障害が生じた場合に、どのように部品を交換して冗長性を復旧できるのか気になるところです。業務用を謳うからには、稼動状態のまま不具合を生じたSSDユニットのみを交換できるのでしょうか。
3.5インチサイズのスペースに1.8インチサイズの基盤が4つとなると、なかなか物理的に困難を伴いそうです。そもそも通常のケースでは3.5インチベイに外部からアクセスできないのが普通ですし。
Posted by: zOttoCm at 2009年06月11日 13:51工業用の製品は3.5インチベイからすぐHDD取り出せるようになってますよ。
冗長性の確保はこのSSDユニット自体をRAID1でミラーリングするのがベストではないでしょうか?
今まで8枚使ってた領域を2枚に減らせるなら、
1ラック減らせる可能性大なので
意外とコスト的にも有利かも。。。
ご解説ありがとうございます。
なるほど。RAID「5+1」的に使えば冗長性の面では問題なさそうですね。このSSDユニットの内部SSD基盤の一つが障害を起こした場合にそのことが表示される仕組みなら、常に冗長性を保ったまま交換作業ができることになります。
しかもシステムとしてはRAID 1 までしか対応していないコントローラーで、RAID 6 並みの耐障害性が確保できるという訳ですね。
障害時の交換が、1.8インチサイズの内部基盤の交換ではなく、3.5インチサイズのユニット全体の交換になるとしたら、その点はやや非効率的ですが。
単独で使う分には「単に壊れにくいSSD」でしかなさそう。内部の1.8インチサイズSSD基盤の故障については冗長性がありますが、RAID5コントローラ周りが壊れる可能性を考慮する必要も出てきますし。
Posted by: zOttoCm at 2009年06月12日 18:19G-Monster PROMISE PCIe SSDのV2は、
リード最大1.5TB/s → リード最大1.5GB/s でしょうか?
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)