2008年12月18日
1プラッタ 500GBのSAMSUNG HD502HIのベンチマーク結果
1プラッタ 500GBのSAMSUNG HD502HIのベンチマーク結果です。
リードライト共110MB/sを超えています。
先日京都のショップで発売開始された1プラッタ 500GBというSAMSUNG HD502HIのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果です。
「5400rpmなのにリードライト共に100MBを超える」という話を紹介しましたが、今回計測したスコアでも500GBプラッタの威力かリードライト共に110MBを超えるというかなり速い速度がでています。AKIBA PC Hotline!によると秋葉原でも発売になったみたいですね。
パフォーマンスがとても気になったので、HD502HIを購入しそれを使って京都寺町のJ&Pにお願いしてベンチを取ってもらいました。そのため画像の中に名前が入ってます(^^; なお、このスコアはバックグランドで1TBのHDDフォーマットしながら計った結果とのこと。これが7200rpmになったらどんなスコアが出るのか楽しみですね。
測定環境
- CPU:Core i7-920 (2.66G)
- M/B:ASUS P6T Deluxe
- MEM:DDR3-1333MHz
- OS :Windows Vista Home Premium SP1
以下のサイトで紹介されている他社HDDスコア(CrystalDiskMarkにて計測)が参考になるかと思います。
- アキバ総研:WD5000AAKS-A7B (320GBプラッタ、7200rpm、16MB)
- ASCII.jp:WD3200AAJS-B4A (320GBプラッタ、7200rpm、8MB)
SAMSUNGということで敬遠される人も多いかと思いますが、5400rpm+500GBプラッタで省エネと高速の両方を狙った興味深いHDDではないでしょうか。
通販情報
SAMSUNG HD502HI クレバリー
SOFMAP 電撃セール、週末セール
クレバリー 1TB 祭り 開催中 (SEAGATE 1TBも8,000円台)
ドスパラ 今週のセール品 (21.5型/フルHDが22,800円、32GB SSDが6,980円など)
T-ZONE 最新HDD、最新SSD
PhotoFast G-MONSTER V2シリーズ 128GB、256GB、価格比較
Posted by nueda at 2008年12月18日 00:11 JST | トラックバック | ホームに戻る
320GBの1プラッタ品と同じ重量でスペックが公開されていたので1プラッタと断定。速度も大体この程度出ました。ただ、SAMSUNGなんでRAID用に複数個手がでなかった・・・。
Posted by: bob at 2008年12月18日 19:34>なお、このスコアはバックグランドで1TBのHDDフォーマットしながら計った結果とのこと。
なしてそんなハンパなことすんねん。
Posted by: meme at 2008年12月18日 21:117200rpmになれば単純計算で150MB/sぐらいになるのかなあ・・・
既存の1TBの製品がダブルプラッタに置き換えられていくことを期待。
SeagateやHGSTあたりが出してくれるのはいつになるだろうか
「5400RPMでxxxMB/secもデータ転送レートが出る
このHDD(のプラッター)を7200RPMで回したら
xxxMB/secも出る事になる」
この推測は基本的にはあまり意味がありません。
なぜならハードディスクの(メディア側)最大データ
転送レートを制約しているのはメディア(プラッター)の
記録密度では無く、主にエレキ回路の信号処理系だからです。
つまりエレキ回路の信号変換能力の上限により例えば
最大データ転送レートが約120MB/secとまず決まり、
そのバジェットを記憶密度を高める方に振れば
スピンドルの回転数を5400RPMにし、回転待ちや
シーク時間の短縮に振れば7200RPMにする事に
なります(その分、記録密度は下がり記憶容量は減る)。
最大転送レートをさらに引き上げるには更なる
信号処理用LSIの進歩が必要でありそれを採用した
HDDは全くの新規開発機種と言うわけです。
以前ヘッド関係者から生かすも殺すもチップ次第と聞いたことがあります。
今回は信号処理用LSIに力を入れてきたということですね。
Samsungとはいえ、ヘッドからプラッタにいたるまで主要部品のほとんどは日本製なのでがんばって欲しいところです。
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