2008年10月17日
INTELがSLCを採用したX-25E Extreme SSDを出荷開始
INTELはSLCを採用したX-25E Extreme SSDを出荷開始しました。
・ Intel、SLC採用のエンタープライズ向け高速SSD - PC Watch
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INTELは10月15日にSLCを採用した32GBのX-25E Extreme SATA SSDを出荷開始しました。1000個ロット時の単価は73,600円。64GBモデルは09年Q1出荷予定とのこと。
X-25E Extreme SATA SSDはSLCを採用した2.5インチのSSDで、リード250MB/sec、ライト170MB/secと高速なデータ転送速度を実現し、リードレイテンシは75μs。平均故障間隔時間は200万時間とのこと。
INTELのSSDといえば、MLCを採用したX25-M Mainstream SATA SSDが発売中ですが、両者の比較すると以下のようになります。X-25Eの単価は73,600円、X25-Mの単価は65,760円で比較的に似ていますが、容量は半分以下(32GBと80GB)となります。
- X-25E (SLC) :リード最大250MB/s、ライト最大170MB/s、2.4W/0.06W、32GB
- X25-M (MLC) :リード最大250MB/s、ライト最大70MB/s、0.15W/0.06W、80GB
発売済のX25-Mはコンシューマ向け、新たに発売されるX-25Eは企業向けということですが、X-25Eはライトの速さがX25-Mの2.5倍ですから、こちらも人気が出そうです。
通販情報
[X25-M] TSUKUMO (動画あり)、SOFMAP、T-ZONE、ドスパラ、価格比較
[SSD] TSUKUMO、クレバリー、ドスパラ、FAITH、T-ZONE
Posted by nueda at 2008年10月17日 01:34 JST | トラックバック | ホームに戻る
HDDの終局は近そうですねえ。
個人的には、HDDはHotSwapで暫く大容量外部記憶装置として残りそうですが。
やはり実際問題として、一般的なユーザ(どういった人を一般と言うのかにも寄りますが)といわれるような、メールとインターネットと、後ちょっとオフィスが動けばいい程度の人に対しては、SSDが普及しそうな気がしますね。
価格あたりの容量はまだHDDに遠く及びませんが、音とか速度とか耐衝撃性とか消費電力を考えると、64Gが1万円程度になればノートから低価格ラップトップまではすべてSSDになりそうな予感です。
Posted by: Gazyu at 2008年10月17日 09:59書き換え回数制限の問題がある限り
HDDの需要は無くならないと思います。
P2Pのアングラネットワークが根絶されない限り
HDDの需要は(ry
うーむ、そんな時代も近そうな気はしますねぇ。
Posted by: みゅ at 2008年10月19日 00:43性能のついて云々ありますが要は価格です。
SSDの容量がHDDに追いついて価格も安くなったらHDDなぞ使わなくなるでしょう。
128->256->512->1024
もうすぐです。。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)