2007年12月18日
Yorkfieldのリリースは2月~3月に延期になりそう
45nmクアッドのQ9000シリーズはやはり延期になりそうです。
・ Phenom無力威脅 舊品去化需時 Core 2 Quad Q9000家族延後上市 - HKEPC
The AMD's Cafeで紹介されていた記事です。
台湾のマザーボードメーカーの情報によると、INTELは45nmのクアッドコアのQ9000シリーズのリリースを当初予定されていた1月20日から2月~3月に延期するようです。
記事によるとAMDのPhenomには市場に潤沢な在庫がある既存の65nmクアッド Q6000シリーズで対抗できるというのが理由のようです。
ただし45nmのデュアルコアのE8000シリーズは予定通りにリリースされるということなので、時期的なことから「Yorkfieldの発売が2月下旬~3月上旬に延期かも」で指摘のあった「Yorkfieldのエラッタ」も関係しているのかもしれません。QX9770の日本語のレビューでは「C0」ステッピングでしたので、正式発表時にはステッピングを確認しないといけないですね^^;
●Yorkfield (クアッドコア、45nm、LGA775)
- QX9770:3.20GHz (400x8.0/FSB1600)、L2 6MBx2、TDP 136W、1399米ドル
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- QX9650:3.00GHz (333x9.0/FSB1333)、L2 6MBx2、TDP 130W、999米ドル
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◎Q9550 :2.83GHz (333x8.5/FSB1333)、L2 6MBx2、TDP 95W、530米ドル
◎Q9450 :2.66GHz (333x8.0/FSB1333)、L2 6MBx2、TDP 95W、316米ドル
◎Q9300 :2.50GHz (333x7.5/FSB1333)、L2 3MBx2、TDP 95W、266米ドル
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●Wolfdale (デュアルコア、45nm、LGA775)
- E8500 :3.16GHz (333x9.5/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、268米ドル?
- E8400 :3.00GHz (333x9.0/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、183米ドル
- E8300 :2.83GHz (333x8.5/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、174米ドル
- E8200 :2.66GHz (333x8.0/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、169米ドル?
- E8190 :2.66GHz (333x8.0/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、169米ドル?
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通販情報
[Core2 CPU] TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、SOFMAP、FAITH、TWOTOP
[C2Q Q6600] TSUKUMO、ドスパラ、SOFMAP、クレバリー、FAITH
[QX9650 CPU] ドスパラ、SOFMAP、FAITH、T-ZONE、価格比較
[8800 GT (G92)] クレバリー、TSUKUMO、SOFMAP、ドスパラ、FAITH、TWOTOP
[8800 GTS (G92)] クレバリー、TSUKUMO、SOFMAP、ドスパラ、FAITH、TWOTOP
Posted by nueda at 2007年12月18日 23:54 JST | トラックバック | ホームに戻る
E8400があればいいや
と、言ってみるテスト。
Yorkfieldのエラッタについて
QX9650 BOXとQX9770 ESとQ9450 ES
↑Yorkfield いままでほとんどDDR2対応マザーボードはFSB450に設定できません。設定できても安定できません。
DDR3対応マザーボードはFSB475位まで設定できます。
もしQ9450 Q9550を買いたい人に対して、DDR2対応マザーボードで 3.6Gに設定できません。(450*8)
O.C 3.6G以上は無理です。可能性がありません。 やりたい人に対して、DDR3対応マザーボードを買わなければなりません。
こんな状況をみると、 Yorkfield 4.0G O.CはQX9650とQX9770以外、夢語になります。
Q9450を400*8の3.2GHz程度でしか回すつもりがないので
予定通りの01/20にリリースして欲しいのですが…。
困りましたね。:-(
DigiTimesにも同様の記事が載っていますね。
http://www.digitimes.com/mobos/a20071218PD212.html
ネタ元は同じかな?
原因がエラッタであれ、何であれリリースが元々の予定の
1/20から遅らされると言う事は本当でしたね。
もっとも当初1/20に発表が予定されていたと言う事自体が
非公式情報でありIntelが認めていたわけでは無いようですが。
http://star.ap.teacup.com/arudan/90.html
とりあえずFSB470
DDR2で460以上回る例なんかいくらでもあるが?
65nmのころからそうだったけど、クアッドはデュアルに対してFSBは伸びない。ただそれだけ。
今動かしてるDDEE2QX9650もFSB560で稼動中です。
http://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date63464.jpg
FSBが450に設定できない問題が発売延期の直接の原因になっているとは思えません。
(むしろ初期のCore2の方が危険なエラッタが沢山あったような・・・)
常用で4Ghzで使うなんてのは今までのどのCPUでもあまりオススメできない使い方だし、
Penrynのポテンシャルをもってすれば3Ghz程度で動けば性能的に十分過ぎます。
私は前々から、Nehalemまでの間隔、AMDのダメさ加減から、
本当はまだ出したく無いんだろうと指摘してましたので、
ほぼ当たってましたね。
2月~3月というのも計算高いですね。
間違いなくPhenomのB3とぶつけるつもりだと思います。
2コアが予定通りというのも、バグ云々ではなくて、
市場環境が4コアと微妙に違いますから、
低消費電力低価格の2コアをAMDが捨て身で出してきてるので、
早めに手を打って置く必要があると踏んだのでしょう。
FSB変更は公式に推奨される使い方じゃありませんし、OCの有無が出荷の遅れの原因なのはありえなそうな気はしますね。
わたしはNehalemまでの間隔がながいことと、しばらく45n版のC2QがでないということでQX9650に特攻しました。2次キャッシュが増強されてから買おうと、クワッドには手を出してませんでしたので。
実際QX9650は売れてるみたいですし、売上的には出さないほうが有利、という側面もありそうですね。(別にそれが理由で出さないといってるわけではありませんが。Intelほどの会社が全体の売り上げではほんの1部なはずの自作市場で売上目的の施策をするとは思えませんし)
Q6xxxの在庫が豊富に残っているなら、ヘノムの脅威が去った今、在庫をさばいてから出荷する方針に転換したんでしょう。
Core2Duoの時はPen4の在庫が残っていたのに、反撃を早めるためにあえて出荷したし、AMDは今年初めに、在庫一掃セールを行ったのは記憶に新しいですが、今回それをやるほど切迫してないということかもしれません。
まあ、そういう状況にしたAMDが悪いんですけどね。
また、AMDがサーバー市場では来年3月まで、まともに出荷できないので、それまでに制圧しちまおうってことで、45nm品はXeonに集中して投入するのかもしれません。
AMDにとっても、まともに戦えていないデスクトップQuadCore市場より、サーバー市場を取られる方が痛いでしょうし。
Posted by: 反撃 at 2007年12月20日 12:18http://mypage.odn.ne.jp/www/k/8/k8_hammer_trans/files/Hammer-Info.html
Barcelona Rev. B3の予定
AMDにしても当初言ってた2月3月にPhenomが店頭で買えるわけではなく、早くても4月中旬頃で、下手すりゃゴールデンウィーク前あたりになりそうで、Intel、AMD共に1-2月予定より遅れるんですね。
インテルにhigh-kメタルゲートだっけ?は低電圧向けの技術みたいだね。
QX9650を実電圧1.2V@3.75Ghzから1.3V@4GhzにしただけでPrime95稼動時のワットチェッカー測定電力が100W増えましたね。
電力は、クロックと電圧の二乗に比例するという簡易法則から外れすぎです。
QX9770がやたら熱いのは電圧が高く設定されてるからでしょう。
Posted by: 法曹503 at 2007年12月21日 01:03> 電力は、クロックと電圧の二乗に比例するという簡易法則
> から外れすぎです。
リーク電流は件の二乗則は成り立たないので、今時のCPUでは
外れているのが普通です。
クロックゲーティングで常に最高電圧-最高クロックで動く
わけでもありませんしね。
成り立たないから少しの電圧上昇で外れすぎてるのはリークの責任と言いたかったのだけど。
読めてないみたいですね。
high-kメタルゲートはなんのための技術でしょうか?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1221/ubiq207.htm
QX9650のFSBまわりのエラッタは4層基盤でのみ症状があらわれるようですね。
X38を使用しているのでとりあえずひと安心しましたが、一抹の不安は拭えませんね。
STRIKEREXTREAMEでQX9650が使えないのはこれが原因なんでしょうか。それなら修正されて出荷される9550あたりなら対応してくれるんでしょうかね?
780iの2がでるので切り捨てとかにならなければいいんですが^^;
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1221/ubiq207.htm
P35のマージン不足が問題らしいですね。
X38では正常に動くようです。
YorkfieldはX38で正式対応し、P35には正式対応してないですから、CPUの問題というよりはマザーボードの問題のようです。
Posted by: 法曹503 at 2007年12月21日 18:25とりあえずQX9650に関しては、正式サポートの範囲内で使っていれば、問題ないということになってよかったじゃないですか。
あとは、どのP35マザーが救われるか?という点に興味があります。
うちはP5Kプレだけど、場合によって、はX38マザーに乗り換えも考えなければならないので。
噂通りYorkfieldのFSB周りに問題があったのは間違いなかったわけだ。
エラッタではないですけどね。
Posted by: 法曹503 at 2007年12月21日 20:07AMDがしょぼすぎるから
楽観してるんだろうな
多分今出さなくても十分な利益が出るから
こんなんじゃダメだなぁ、AMD頑張れー
http://www.intel.com/products/processor/core2XE/qc_prod_brief.pdf
QX9000番台もP35は対応チップセット。QX9650はP35に正式対応してないってのは
笠原記事にも全く書いてない。
QX9650は6層基板のハイエンドマザーボードだけで動作保証しているから
問題なかったが(4層でも対応と表記していたら、M/Bベンダが悪い)、
4層基板の廉価なM/Bでの利用も想定している通常ラインのYorkfieldだと
問題が起きる場合があるので、遅延したってのが、笠原記事の内容だな。
同じFSB1333で、QX6850で問題ないのに、Yorkfieldだと問題がでるってことを考えると、
Yorkfieldの設計に一部問題があったのは確かだろう。
>エラッタではないですけどね。
不具合=エラッタなんですけどね。
事実、FSBのマージン不足はエラッタリストにちゃんと記載されてますよ。ラボでしか確認出来てないって書いてありますけどね。
(管理人注: 申し訳ありませんが、一部内容を割愛しました)
Posted by: いんてるはいってる at 2007年12月22日 04:00>>>同じFSB1333で、QX6850で問題ないのに
同じマザーボードX38 P5E3 Deluxe で
QX6850 VISTA64 515*7 PI 32M
http://aycu26.webshots.com/image/33065/2000557386032013401_rs.jpg
http://aycu29.webshots.com/image/35068/2004239701373274538_rs.jpg
QX9650 470*10 FSB限界近い PI 1M
http://aycu24.webshots.com/image/33303/2006051230536390414_rs.jpg
FSB限界です
http://aycu17.webshots.com/image/36176/2006031647631227659_rs.jpg
Yorkfield 問題ないの? X38問題ですか??
Posted by: hiroaki at 2007年12月22日 11:32>>hiroakiさん
FSBのベースクロックが500MHzで動作することをIntelが保証しているなら、
QX9650にはFSBで問題が発生していると言えるけど、保証しているの?
OCでの保証外の動作のマージンが減ったからって、それで問題だって言うのは、
オーバークロッカーだけだろう。
ネット上で○GHzオーバーの情報がたくさんあるのに、自分のCPUは
そこまでOCできなかったから、不良品だって言ってるのと同レベルって気づいてます?
hiroakiさん
通りすがりさんが指摘されてますように、定格外の動作ですから、
OC時のFSBの伸びと今回の不具合の相関関係は難しいところかもしれません。
Yorkfiledは初出のままでL2のサイズも増えてますし、
Kentsfieldは過去にステッピングが変更になっていることもあるし、
COの次のステッピングの様子見でいいのではないでしょうか。
通りすがり さん、
>>ネット上で○GHzオーバーの情報がたくさんあるのに
FSB480以上ですか? 教えてください!
>>そこまでOCできなかったから、
FSBは思ったほど伸びない、Q6600を下回る耐性のものも多そう。Q9450待ちの人にはかわいそうじゃないか? 次期ステッピングに期待してる。
自分も検証した、coolalerさんも検証した、OC Teamも検証した
Yorkfield 15個石以上を検証した結果..........そこまでOCできなかった。 不良品じゃないくてもかなり期待していたのだが、期待はずれ。
INTEL政策を信じているから、高価DDR3、X38を買ったが、
DDR3-2000に設定できなっかた。Yorkfield QX9650はFSB500へいけないせいで安いDDR2に負けた。
>>オーバークロッカーだけだろう。
自作パソコンの原点は何ですか?最小の金銭でいろいろPCパッツを最大の面白さってことになる.......。人生はいろいろ.....。
>>COの次のステッピングの様子見でいいのではないでしょうか。
そうですね、期待しています。^^;
>Yorkfield 問題ないの? X38問題ですか??
333MHzの動作マージンとして470MHzは十分すぎるんじゃないかね。
つまり言いたいことはOC性能不良じゃないかってことですか。
hiroakiさん
一般的な感覚から考えると470も行けば十分じゃないのって気がするんですが、
KentsfieldでFSB 500オーバーを見ちゃったからなんでしょうね^^;
FSB 475(4.75G/475x10)ですが、DAKARAさんがabit IX38 Quad GTで、
QX9650+HD3870 “CrossFire”で3Dmark 06のベンチを行われています。
abit IX38 Quad GTはASUSよりはFSBの伸びがいいそうです。参考になれば。
http://star.ap.teacup.com/dakara/143.html
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)