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2007年09月29日

Q6600を0.85Vで駆動したアンダークロックテスト

OCTECHにQ6600 アンダークロックテストが掲載されています。

OCTECH Review : Intel Core 2 Quad Q6600 アンダークロックテスト

OCTECHで行われているアンダークロックテストは、動作クロックとCPU電圧をできるだけ下げて安定動作の条件を探り、低発熱・省電力の運用を行うというもの。

マキシマムを狙うオーバークロックのテストは多々ありますが、ミニマムクロックを探る今回のようなテストは非常に珍しいかも。レビュアーはBlogなMaterialisticAの瀬文茶さんです。

Q6600は最終的にはCPU電圧0.8500V、動作クロック1.50GHz(250x6)にて、アイドル時の消費電力(システム全体)が99W、フルロード時129Wになったとのこと。
動作クロック1.50GHz(250x6)にて、CPU電圧 0.85V、1.00V、1.10V、1.35V時のシステム全体の消費電力とコア温度の平均値も掲載されていますが、同じ動作クロックでもCPU電圧を引き下げることでCPUの発熱と消費電力が大幅に減少しており、低発熱・省電力効果が十分狙えそう。

パフォーマンスについては、全てのテストで1.5GHz動作時のスコアは3.0GHz動作時の半分程度になっており、動作クロックの差はパフォーマンス差となって明確に出ています。ただし"4コア@1.5GHz"と"2コア@2.4GHz"のパフォーマンス比較では4コアによって意外と健闘していますね。

「普段はアンダークロック動作で発熱・消費電力を抑えた状態で運用し、より高速な処理能力を必要とする際はオーバークロック動作で対応する」との使い方の提案がありますが、クアッドコアのQ6600ならこのようなメリハリのある使い方ができそうです。

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Posted by nueda at 2007年09月29日 03:11 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

こんばんわ。いつも楽しく読ませていただいています。

なかなかこういう実験をされる方がいないので、大変
参考になりました。低発熱には興味があるので、自分
のQ6600でも試しましたけど、Asusさんなので下限が
1.1Vまでなんですよね。なので、それが普通に動いて
しまうとそれでおしまいなので・・・。

今度買うときは電圧設定がより柔軟にできるマザー
ボードを買いたいものです。

Posted by: 月見媛 at 2007年09月30日 22:01

月見媛さん

ここまで電圧下げられるマザーボードはそんなにないかもしれませんね^^;

瀬文茶さんはいくつかの775マザーを所有されていますが、
ここまで電圧下げができたのは「LANPARTY P35-T2R」だけだったとのこと。

LANPARTY P35-T2Rはハイエンド向けマザーですが、
下方面も手を抜いてないのが好感持てますね。

Posted by: nueda at 2007年10月01日 01:14

こんにちわ、アンダークロック情報を探してたらたどり着きました。
ベルはASUSさんの『P5Q-E』を使っていますが、Q6600 G0ステッピングで 1.5GHz(250MHz x 6) を0.8250Vで使用できています。ちなみにこのマザーボードの最低電圧が0.8250Vでしたが……
普通に動いてますよ?低消費電力に期待できそうです^^
ついでにこのマザーボードでは 3.2GHz(350GHz x 9) のオーバークロックも十分にできました。2時間100%負荷をかけても落ちなかったし、ファンもリテールですし(笑)

Posted by: ベルメーゼ at 2009年01月30日 11:20
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