2007年09月28日
日立がHDD事業を売却か？
日立がHDD事業を売却するという噂があるようです。
・ 日立のＨＤＤ事業売却、選択と集中の本格化を市場は評価 - Reuters
・ ＨＤＤ事業売却方針、「決定の事実ない」＝ロイター報道で日立 - Reuters
・ ハードディスクドライブ事業に関する一部報道について - ニュースリリース
・ 日立がHGSTの売却する方針？ - BlogなMaterialisticA
日立製作所のハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）事業売却方針が２７日、明らかになったことで、同社の株価は戻りに弾みを加えた。(Reuters)
ロイターによれば、日立のHDD事業売却方針が27日に明らかになったとのこと。
日立からは「事業の売却について決定した事実はない」とニュースリリースが出されていますが、「2006年度までに4期連続の営業赤字を計上。08年3月期も330億円の営業赤字見通し」とあり、何らかの検討をしているのは確かでしょうね。
Conner、Quantum、Maxtorは結局すべてSEAGATEになりましたが、既存のHDDメーカーに売却するのでしょうか。または先月に「中国企業がSEAGATEの買収に関心」という話もありましたが、今回も中国企業の名前が出てくるんでしょうか。
HGSTのHDDって、結局は「日立」というブランドがあるので安心して買っていましたけど、一体どうなるんだろ。大いに気になるところです。
関連情報
・6501 （株）日立製作所(日立) NIKKEI NET 株価サーチ
通販情報
[メモリ1G] ：TSUKUMO(2,980円)、クレバリー(3,148円)、ドスパラ
(3,350円)、SOFMAP、
FAITH
[BTO可能なPC] ：TSUKUMO
、ドスパラ
、SYCOM、FAITH
、TWOTOP、
クレバリー
Posted by nueda at 2007年09月28日 03:18 JST | トラックバック | ホームに戻る
個人的にはすごく気に入らないですが、
sumsungがHGST買収したら、
案外おもしろいかもしれないです。
HGSTのドライブにsumsungのSSDが組み合わさって、おもしろいハイブリッドHDDができあがるかも…
日本人としてsumsungを始め韓国、中国、Intelの買収は完璧に気に入りませんが…
個人的にはエルピーダとかに参入して欲しいところですが、
さすがに資本的に無理かな
現時点ではHGST,Seagate,WD三択の状況ですが、さすがに二択となるとツライ。是非日立のHDD事業は存続して欲しいです。
売却するにしても、最期に日立の意地を見せてもらいたい。
SATA初の15,000rpmHDDとか、需要もあるでしょう。
少なくとも私は買いますよ。
ホントにHGSTがなくなるなら、Maxtor以上に悲しいです。
「六期連続赤字であったら、事業整理する」というのが、経営陣が株主に宣言しているので、処分するでしょうね。
熱量/消費電力面でSeagateやSumsungが優れてますから、HGSTは・・・。
IBMも日立も…自社PCには自社HDD入れない程ですからね。
よっぽど粗悪だったのでしょうぉ。（´・ω・`）
まあ・・・株式市場の評価なんぞは全く当てにならないからどうでもいいけど、選択肢がなくなるのは困るかも・・・
競争がないと常に高止まりなんてことにもなりかねないし。
ただ、保障があるシーゲート
特殊なタイプがあったり、時に安値で出してくるＷＤと特徴が浮かぶけど
日立って今どんなことが特徴なんだろうか？
ただ・・・
＞SATA初の15,000rpmHDDとか
これはどうかな？すでにＳＣＳＩやＳＡＳなど１万５千回転は（特にＳＣＳIは比較的安価にくめますね。）すでにありますが、そこまで一般受けはしてるとは思えませんから。
３００ＧＢの１万５千回転が出るとか、１万円台の１万５千回転が出るとか。すごくインパクトないかと厳しいのでは？
しかし、前から疑問なんだけど
何でまた、日立だけこんな赤字なのかなぁ。
チャネル相手の需要とはそりゃ別だろうけど
IBM時代から製品自体は、別に悪くないっしょ。普通に定番。
かつてのDRAMみたいに、技術なり価格なりで、
日本メーカーの製品が、目に見えて戦えてないみたいな感じは少なくともしないのよね。
他の専業メーカーと比べて、今のHDD自体が
そこまで儲からないとも思えないし。
ど～して、日立だけこんなに赤字垂れ流しになるのか、
なくなっちゃう前に、詳しい人一回教えてん。
>他の専業メーカーと比べて、今のHDD自体が
そこまで儲からないとも思えないし。
IBMへの特許料がバカにならないみたい。
それにIBM時代も辛うじて赤字は免れてたみたいです。
経営判断の鈍さが利益を削る要因とか言われてますよ。
IBM時代より品質が落ちているのが気になってましたけど。
やっぱり中国見たいな安い賃金でやれる場所で作れる過程でなければ厳しいのかもしれませんね、といいつつ日立がどんな生産過程を採っている知らないのですが。いずれにしても選択肢が減るのは痛いですね。
＞SATA初の15,000rpmHDDとか
どうでしょう、私的には「回転数」が転送率に影響するというのが、どうも気に入りません。回転数をそのままで高い転送率を弾き出せるような新しい構造を見つけることが出来れば……
高い回転数は五月蝿いんですよね、消費電力も痛いですし。それだけに「さっさとSSDを躍進させて安くしてくれ」と思ってみたり。SSDの転送速度が上がればいいのですが、現状は高いしコスト的に五月蝿いのを我慢してHDDを買うしか。
Intelが日立のHDD事業を買収するならまだましだけど、Sumsung・現代が日立のHDD事業を買収するのは止めて欲しい気分・・(エルピーダ・東芝・松下(パナソニック)ならOK)
(日立・IBM製HDD愛用者で済まん・・(出来れば存続希望派!!))
Posted by: ルーファス at 2007年09月28日 14:24某経済誌によると、旧IBMの工場で歩留まりが悪くて採算を悪化させているようなことが書かれていました。
日立としては、歩留まりを向上させて黒字化したかったのでしょうけれど、現状は・・・。
HDDの基本特許をIBMが持っていたのは事実ですが、HGSTはHDD事業とともに特許は買わなかったんですかね。
経営的な判断としては、赤字体質が改善できない事業を切り離すのは致し方ないでしょうね。
特に思い入れがないので、冷たい言い方になっているかもしれませんが。
3.5ｲﾝﾁと2.5ｲﾝﾁ以下で
分割して身売りとかもあるんじゃないんでしょうか。
2.5ｲﾝﾁ以下なんかは東芝、富士通あたりは
興味を示すように思います。
2.5ｲﾝﾁ以下であれば彼ら自身かなりｼｪｱ持ってますしね。
日立のHDD事業が本当に売却されてしまったら個人的に非常に悲しいです。
いろいろ個人的行きがかりが有って思い入れのあるメーカーなので
（旧IBMの方ですが）。
唯一、救い(?)があるとしたら買おうと言うところが中々無いだろうなと言う事。
日立があれだけ資金を投入して赤字なのをファンドが立て直せるとは思えないし。
立て直すノウハウがあるとしたら同業他社だけだと思いますが、HGSTの生産拠点と
開発事業所を買って何か得があるだろうか？
最近では特に優れた技術を持ってるわけじゃないみたいだし。
IBMが持ってる基本特許を抱き合わせで安く売れれば魅力的かも知れませんが
IBMが手放すわけないし。
HDD事業自体苦しくなっていくのではないのでしょうか。
構造コストはあまり変わらないのに卸単価がどんどん下がっていく・・・。
ましてやSSD等の登場で（台頭するにはまだまだ時間がかかりますが）将来的にも決して明るいとは言い難いでしょう。
シリコンストレージが主流になるとはまだ考えにくいですが、少なくともOSのシステムやテンポラリがシリコン上に置かれるようになるのは確実だと思います。
サーバー以外のコンシューマPCはそれぞれの用途に合った大容量ストレージを１台かかえていれば良い、といったスタイルに変遷していくのではないでしょうか？
Posted by: あるびに at 2007年09月29日 20:10(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)
