2007年09月19日
INTELはCore 2 Extreme QX9650を11月に発表
INTELは45nmのCore 2 Extreme QX9650を11月に前倒し発表するとのこと。
・ “45nm”をキーワードにAMDを迎撃するIntel - PC Watch
INTELは08年第1四半期に予定していた次世代コア"Penryn"CPUのうち、最高クロックとなる3GのCore 2 Extreme QX9650を11月中旬に前倒しに発表するようです。
前倒しされる理由は11月に出る?といわれているPhenom FX(2.6G?のPhenom FX-80?)に対抗するためみたいですが、Phenom FXにはQX9650を恐れさせるようなパフォーマンスで出て欲しいところですね^^;
以下は今回が初出となるデスクトップ用"Penryn"のモデルナンバーですが、ラインアップについては以前紹介したINTELの45nm デスクトップ用CPUの情報とほとんど同じです。
クロックがさほど上がっていませんが、INTELはこのクロックでPhenomで戦えると踏んでいるのでしょうし。QX9650は当初は3.33GHzかという話もありました。
●Yorkfield (クアッドコア、45nm)
◎QX9650:3.00GHz (333x9.0/FSB1333)、L2 6MBx2、TDP 130W、07年11月M
--------------------------------------------------------------------
- Q9550 :2.83GHz (333x8.5/FSB1333)、L2 6MBx2、TDP 95W、08年1月
- Q9450 :2.66GHz (333x8.0/FSB1333)、L2 6MBx2、TDP 95W、08年1月
- Q9300 :2.50GHz (333x7.5/FSB1333)、L2 3MBx2、TDP 95W、08年1月
--------------------------------------------------------------------
●Wolfdale (デュアルコア、45nm)
- E8500 :3.16GHz (333x9.5/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、08年1月
- E8400 :3.00GHz (333x9.0/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、08年1月
- E8300 :2.83GHz (333x8.5/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、08年1月
- E8200 :2.66GHz (333x8.0/FSB1333)、L2 6MB、TDP 65W、08年1月
--------------------------------------------------------------------
また今回の話で興味深かったのが、INTELプラットフォームでとうとうSLIがサポートされるかもという話。ただし、噂のあったX38でのサポートではなく、Xeon用のチップセットを利用しFB-DIMMを使うSkulltrail(スカルトレイル)でサポートされるというもの。Skulltrailはハイエンドゲーマー向けとありますが、ここまでしてSLIにこだわる人は少ないと思いますけどね。
関連情報
- ASUS - インテル45nm CPUに対応するマザーボードリスト
- ASUS - インテル45nm CPUに対応するマザーボードリスト
- Barcelonaの予価とHarpertownの発表日
[Core2 新価格]: TSUKUMO、クレバリー、SOFMAP、ドスパラ、FAITH、TWOTOP
[BTO可能なPC] :TSUKUMO、ドスパラ、SYCOM、FAITH、TWOTOP、クレバリー
[Antec製Nine Hundred BTO PC]:SYCOM [Antec製P180のBTO PC]:TSUKUMO
Posted by nueda at 2007年09月19日 02:01 JST | トラックバック | ホームに戻る
>INTELはこのクロックでPhenomで戦えると踏んでいる
基礎性能底上げされた上SSE4という武器有りますしパフォーマンスは見逃せないですね。
動画作成ニーズが増えた為重量作業高速化は大変助かります。
なんかもうCoreMAで加速したIntelの開発力は恐ろしいですね。
AMDは周回遅れにされてる気がします…
ほんと周回遅れどころじゃないですよ。。
AMD派だけど、今度はintelに乗り換えてしまいそうだ。。
AMDはK8の焼き直しに過ぎないK10であと2年戦うのか。
その間IntelはNehalemを出し、K10の1年後にGesherが出る。
Intelの開発力の前に、取り残されそうですね
Posted by: 月謝 at 2007年09月20日 01:03IntelがPentiumDのような自爆をしない限りは、
当分能力的な優位はIntelにありそうですね。
当分はハイエンド~ミドルレンジはIntel、
ミドルレンジ~ローエンドはAMDという感じになりそうな気がします。
45nmになってもTDPが65Wって
どういうことなの?
正直、やや期待はずれ・・・orz
その代わり、3.16GHzでも65wのままですけど。バラつきはあるのかもしれませんが、3.00~2.66GHz品は実際には65wよりも低く見積もれることが多いんじゃないんですか。
Posted by: qq at 2007年09月21日 07:59>匿名E4300 さん
E6300~E6700も全てTDP65Wでしたが、
実際の消費電力は高負荷時でも全てそれ以下でしたしね。
E6300なんて50Wを割り込んでた様な記憶があります。
ネトバ時代に批判された様な事態にならない様に
かなり余裕を持ってTDPを発表してるんじゃないでしょうか?
春先まではQX9650は3.33GHzの予定だったのに、AMD
が不甲斐ないから3.0GHz据え置きのまま・・・(嘆息)
競争がないとCPUの進歩も鈍るねえ~。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)