PINUPS - 上田新聞 blog版

Core 2＠2.33GのL2サイズの違いによるパフォーマンス差

Core 2＠2.33G時のL2 4MB/2MB/1MBでのパフォーマンスの差が検証されています。

・ Intel Core 2 Duo Performance: L2 cache - NordicHarware

INTEL Core 2の2.33GHz(333x7)時に、L2の容量によってどれだけパフォーマンスの差があるのかが検証されています。

◎テストに使われているCPU (定格2.33GのE6550は未使用)
- L2 4MB ：Core 2 Duo E6320＠2.33G (4MB、定格1.86G) [22,000円前後]
- L2 2MB ：Core 2 Duo E6300＠2.33G (2MB、定格1.86G) [22,000円前後]
- L2 1MB ：Pentium E2140＠2.33G (1MB、定格1.80G) [9,000円前後]
* マザーボードはAbit IP35 Proで、VGAはGeForce 8800GTX。

◎ベンチマーク
- Everest 4
- SuperPi 1.5 ～ 1M、8M、32M
- wPrime(32M、1024M)、Cinebench(シングル、マルチ)
- LAME、WinRAR
- 3DMark2001、3DMark03、3DMark05、3DMark06
- 3DMark 06 CPU、PCMark 05
- Doom3、Quake 4、FarCry 1.33

最も差がつくのはゲームのフレームレートで、以前からも指摘のあるように3DゲームをするならL2サイズがより大きいものが良さそう。またベンチによってはほとんどL2のサイズに依存せずにほぼ同スコアのものも多数ありますね。

ちなみに8月下旬に発売されたASRockのCPU付きマザーボード 2Core1333-2.66G付属のCPUはE2140で、それを2.66Gでオーバークロックしているといわれいますので、上記のベンチよりもクロックが266MHzほど高い分ベンチがよくなるでしょうね。

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