2007年06月01日
AMDがSocket S1対応TDP 9WのSempron 2100+を発表
AMDがSocket S1用のTDP 9Wの低消費電力CPU Sempron 2100+を発表した。
・ AMD、TDP 9Wの組み込み向けAMD64プロセッサ「Sempron 2100+」- PC Watch
AMDは組み込み用途を想定したSocket S1用のTDP 9Wの低消費電力CPU Sempron 2100+を発表した。クロックは1Gで、L2は256KBを搭載。DDR2-400に対応し、ファンレス動作が可能。組み合わせるチップセットは組込向けチップセット AMD M690Tとのこと。
Compare AMD Processor Specsに仕様が掲載されているAMDのCPUだと最下位クロックは1.6GHzでTDPもTurion64の25Wが最低ですから、Sempron 2100+はそれのどちらも大幅に下回ることになります。
問題はSempron 2100+に対応したSocketS1のマザーボードがないことですが、Sempron 2100+との組み合わせで売り出せば、それなりの数が売れそうですね。
また2005年5月に発表されたGeode LX 800@0.9Wの動作可能な温度の範囲を広げたものも発表しています。
関連情報
・COMMELLがSocket S1対応のMini-ITXマザーLV-681を発表
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通販情報
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Posted by nueda at 2007年06月01日 00:27 JST | トラックバック | ホームに戻る
マザーのほうは開発ボードというか
かなり途中経過っぽいのが写真出てましたね。
S1ならBIOS次第でテュリオン動けばいいんだけどなぁー。
65nmのTL-60あたり組み合わせて組んでみたいんだけど…、
M/B とともに自作市場に出てきたら結構面白いかも? と思いますが、しかし Geode が自作市場でそこそこ売れた理由は CPU 自体の価値(性能、価格)はもとより既存の SocketA 環境をそのまま流用できることにあった、つまりトータルコストがかなり安く抑えられることにあったと思われるので実際は難しいかも。
Posted by: mitz at 2007年06月01日 01:28一国民@蘭さん
INTELのSantaRosa対応マザーも6月に出るということなので、
S1にも期待がかかるところなんですけどね。COMPUTEXになんか出てこないかな。
mitzさん、どうもです。
確かに既存のインフラ(SocketA)が使えたというのは大きかったかも。
今だに秋葉原には「Geodeが使えるSocketA」という触れ込みでマザーが売ってましたし。
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