PINUPS - 上田新聞 blog版

LGA775対応ConroeベースのCeleronはQ3に発売予定

ConroeベースのLGA775のローエンド Celeron 400シリーズはQ3に発売予定。

・ Conroe-L has only got 35W TDP only! - HKEPC
・ Core2 QuadのTDPは第3四半期に95Wへ、Conroe-LのTDPは35Wに- 北森瓦版

現在のLGA775のローエンドCPUはNetburst系のCeleron Dシリーズですが、第3四半期(7月～9月)にはConroe-L(Conroe-Lite)というCore MAベースのシングルコア Celeron 400シリーズが登場して徐々にCeleron Dを置き換えるとのこと。TDPもCeleron Dの65W(デュアルコアのC2Dと同じ)から35Wとほぼ半減されるようです。

●Conroe-L (Core MAベースのシングルコアのCeleron)
- Celeron 440 ： 2.0GHz(200x10)、FSB 800、L2 512KB、TDP 35W
- Celeron 430 ： 1.8GHz(200x9)、FSB 800、L2 512KB、TDP 35W

これ以外にも2007年のINTELのデスクトップ用CPUのロードマップによると同時期にPentiumブランドを冠したデュアルコアのローエンド(L2 1MB)機種 Pentium E2000シリーズも出るようです。2007年のロードマップの見方としては、後藤弘茂さんのCeleronは40ドルへ、100ドル以上はデュアルコアへ (PC Watch)が参考になります。

またINTEL CPUのTDPはセグメントごとに以下に設定されるようです。
- Extreme Edition：130W
- メインストリーム/クアッド：95W (Kentsfield、Yorkfield)
- メインストリーム/デュアル：65W (Conroe、Wolfdale)
- バリュー/シングルコア：35W

またAMDも第2四半期(4月～6月)にTDP 35WのSempronを予定していますので、デスクトップ用のローエンド CPUのTDPは35Wということになりそうです。
●65nm ローコストシングルコア Sempron (Sparta、TDP 35W) *90nm時は62W
- Sempron 3800+ ：2.2GHz(200x11)、L2 256KB、TDP 35W、Q2発売
- Sempron 3600+ ：2.0GHz(200x10)、L2 256KB、TDP 35W、Q2発売
- Sempron 3500+ ：2.0GHz(200x10)、L2 128KB、TDP 35W、Q2発売
- Sempron 3400+ ：1.8GHz(200x9)、L2 256KB、TDP 35W、Q2発売

Core Duo系のCeleronといえば、昨年のゴールデンウィークに遊べるCPUとして大ブレークしてるんですよね。今回のConroe-LもデフォルトのFSB 200を266や333などに変更してまわすことができるかも。
- TAKEさんのCeleronM 420@3200MHz報告
- YonahベースのCeleron M 420で3087MHz
- YonahベースのCeleron M 3.1Gのベンチスコア

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