2006年06月05日
Conroe対応といわれるINTEL D975XBX Rev304が発売
Conroe対応といわれるINTEL D975XBX Rev304が発売されているみたい。
・ 帝國謹製D975XBX Rev304捕獲 - 大箸の画像掲示板
以前紹介した「Conroe 2.72GHzとX1900CFで、AquaMark3の世界記録を達成」で使用されているConroeのマザーボードは、INTELのD975XBX(975X)でしたが、Conroeに対応したといわれるRev.304を大箸さんが早速入手されていますね。
とりあえず軽くπ焼きによると、水冷とはいえ「Vcore全くいじってないのに3.3Gオーバー」ってありますし・・・
INTEL以外のConroe対応チップセットにはOC機能を充実させたATI RD600+SB600やSLIが使えるNVIDIA nForce 590 SLI Intel Editionなども予定されているようですが、AMDと決定的に異なるのはCPUメーカー純正チップセットがあることでしょうね。
またPC Watchには「報道関係者の手でベンチマークを実施できる機会として設けられた」というハンズオンセッションでのベンチマークが掲載されています。さすがにINTELの主催だけあってこちらのマザーボードもD975XBXとありますね。ベンチはFX-60(2.8GHz動作)とConroe 2.66GHzで行われています。
→ Intel、Conroeに触れられるハンズオンセッションを開催 - PC Watch
そいえば、このサイトでINTEL製マザーの発売を紹介したのは開設以来初めてだと思います^^;
[BTO可能なカスタムPC] ツクモ、SYCOM、クレバリー、ドスパラ、TWOTOP、FAITH
Posted by nueda at 2006年06月05日 02:52 JST | トラックバック | ホームに戻るpc-watchのベンチ見ると、やはり整数系は数%の伸びしかないですね。FPユニット2倍が効いてるようです。
しかし、CPUネックとか言われてた3dmark06の伸びがイマイチ、、、
なんかやっぱり、スカッとしませんね。3.3Gに期待かな。
メインストリーム向けのCore2Duoが64FXと対等な勝負ができているだけで、すごいのでは・・。
元々64FXがよいCPUなのですし。
インテルからConroe対応の発表はまだなんですよね。
それがあったら買いに走ろうかな。
整数演算ユニット数はCore2、K8ともに同数ですし、ロードストアユニットは、Core2 2基に対し、K8は3基です。ユニット構成だけ見ると、整数演算に関してはK8が優位です。
にもかかわらず、Core2のほうが速いのが、すごいところだと思いますね。
それに比べK8の浮動小数点演算はそれほどでもなかった(それでもP6アーキテクチャよりは速かったが)。
ハウンドでCore2に浮動小数点演算性能で肩を並べるでしょうが、拡張によって、性能を上げるのであれば、ワット効率はCore2の後塵を拝したままでしょうね。
> ハウンドでCore2に浮動小数点演算性能で肩を並べるで
> しょうが、拡張によって、性能を上げるのであれば、ワット
> 効率はCore2の後塵を拝したままでしょうね。
Core2Duoは65nm、一方のFX-60は90nmプロセスであることを
考慮する必要があるでしょう。
KentsFieldを使ったプレゼンもD975XBXでやってたり。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0606/03/news001_2.html
>KentsFieldを使ったプレゼンもD975XBXでやってたり。
Intelの場合、リリースの1年位前に、デモできる程度のコアは完成してますね。
houndもうわさで言われている通りのリリース予定なら、デモ位できるはずだけどね。
>Core2Duoは65nm、一方のFX-60は90nmプロセスであることを考慮する必要があるでしょう。
AMDには未だ65nmが無いわけだからしょうがない。
今どうかが重要。
AMDのワット効率戦略はCPUではなくてシステム全体での話なんだよね。CPUで勝っていたのは相手がNetburstまで。
この間アキバでやっていたデモもアイドリングの時しか差が付いていないし(P-D相手に
ハウンドの話なんかしてもどうせ2年後だろうしねぇ。
しかも65nm。その頃Intelはすでに45nm。
みんなCore4Quad買うんじゃない?
とりあえずCore4はまだまだ先だし、語るのはせめてESが登場してからでしょう。
ワット効率に関しては65nm以降AMDがどれだけ盛り返してくるかは不明ですが、現状のままいくとCore2の圧倒的勝利に終わりそう。
例えCPUの発熱が同等であったとしても、チップセットがnForceではそこで差がついてしまうし。
nForce5は4以上の発熱のようです。
かといってVIA製品のAM2マザーも発売されているものは現状ないというお手上げ状態。
> かといってVIA製品のAM2マザーも発売されているものは現状ないというお手上げ状態。
ATIの3200は比較的低消費電力だという海外レビューを見た記憶があります。
性能的&フィーチャー的には若干落ちるみたいですが、エコPCを作る目的なら
悪くないのではないでしょうか。
SB600との組み合わせであれば、懸案事項だったUSB周りも改善されているようです。
すでにAMDの65nmプロセスの概要についてはいくつか発表が
されています:
http://journal.mycom.co.jp/articles/2005/06/16/vlsi1/
記事中にもコメントがあるように単純比較はできませんが、Intelと同程度の改善ができていると考えられるでしょう。
それだけに早く立ち上がってほしいものですが。
Posted by: 通りすがられ at 2006年06月06日 22:18>Intelと同程度の改善ができていると考えられるでしょう。
確かに、同程度は改善されるかもね。
ただ、それは、現行の90nmの完成度によって、改善率は変わる。
AMDの場合、現行の90nmで改良されちゃってるから、65nmに移行しても、そんなに変わらないっって、AMD中の人の話じゃなかった?
>65nmに移行しても、そんなに変わらないっって、AMD中の人の話じゃなかった?
そんなに変わらないと言っていたのはトランジスタ構造の話。65nmプロセスでも通用する構造を既に使っているので構造自体に大きな変更を加える必要が無く、対応し易い、と言っていた件です。改善率が変わらないとは言っていませんよ。
シリコン技術の方ではDSL/SMTに加えてSiGeを新たに採用した新プロセス技術が用いられます。
どちらにしてもAMDとIntelの市場シェア的に考えて
Core2と互角に戦えるだけじゃ駄目でしょ。
AMDがIntelからシェアをさらに奪うには
1.Core2と互角の能力でCore2より安い
2.Core2と同程度の値段でCore2より高性能
のどちらかでしかないはず。
シェアを奪わないとFebに投資した金額を回収できない。
なんにしてもAMDのおかれてる立場は非常に厳しいんじゃないのかな。
>改善率が変わらないとは言っていませんよ。
ま、65nmで期待した効果があるのか?出てみなければ判らないな。Intelの答えは聞いたが、AMDの答えはまだ聞いていないから(笑
なんにしてもAMDのおかれてる立場は非常に厳しいんじゃないのかな。
プレスコ、スミスでもたついている時が、最大のチャンスでしたな。
それを逃したAMD、当分このようなチャンスは来ないであろう。
厳しいのはFab建てまくったIntelも一緒。
価格攻勢で挑んでるんだからね
しかしCore2とX2では完全に印象が逆転しましたね。
それまではINTELが独占にモノを言わせて勝手きままに価格を決めていたのに、今では対AMDの意識でえらくCore2は低価格。
それに比べてAMDはX2で随分とやり方がエグくなったもんです。
Posted by: 流転 at 2006年06月08日 04:14>それに比べてAMDはX2で随分とやり方がエグくなったもんです。
製造コストが下がらんからねぇ。65nmに移行してないのは非常に苦しいね。
でも35wのX2出回るなら買う。ベンチ狂じゃないから…
当面はサーバ→一般への路線変わらんだろうから4コアOpに期待かな。そっからHTの削減とかでバリュー向けが出るかと。
90nm以降、技術的難易度は上がる一方なうえに設備投資が
あまりにも莫大になってしまったために、プロセスルール
移行は必ずしもコスト削減につながらなくなってきたと
いわれています。
その他にも半導体、特にCPUビジネス特有の事情は
ありますが、やはりその中で一番大きいのは一定以上の
販売数量をできるかどうかであり、IntelとAMDの場合、
その違いがコストに大きく効いていると考えられます。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)