2006年04月12日
2006年のAMD デスクトップ用CPUロードマップ
2006年に発表予定のAMDのデスクトップ用CPUロードマップが掲載されています。
・ DailyTech - Complete AMD Desktop Processor Roadmap Update
2006年の最高クロックはAthlon 64 X2 5200+(2.6G デュアル、1MBx2)、Athlon 64 X2 5000+(2.6G デュアル、512KBx2)か?
Socket AM2ではSempronも同時に発売され、他にもTDP 65W/35WのEEシリーズ(Energy Efficient)がAMD LIVE! 向けに発表される模様。
[BTO可能なカスタムPC] ツクモ、SYCOM、クレバリー、ドスパラ、TWOTOP、FAITH
Posted by nueda at 2006年04月12日 03:45 JST | トラックバック | ホームに戻るSocket AM2の情報も沢山出てくるようになりましたね。
やはり注目はTDP 65W/35WのEEシリーズですね。
それ以外は、スペック的に見て
慌ててAM2へ移項する必要はなさそう。
Turion64×2シリーズも気になるところです。
4400+を使っている自分としては、ちょっと寂しい
性能差です。6000+位にジャンプアップしないと
買う気になれません。今年はインテルでしょうね。
なんかパットしないねえ、2.6GHz1MBL2って、Conroeより下のランクですよね。
それを、あーた、4800+AM2が643ドルですって。
第三4半期登場のE6600が316ドルですってよ。
2、3ヶ月で半額に暴落するんじゃないかしら。
65W35Wのラインナップはわかりませんけど、精々X2 3800+クラスまでとか言ったら、既に”AMDオワッテル(終わり)”んじゃないかしらね。
キツイ事書きましたが、それしか書きようがないと思いますね。
Posted by: 力の不近衛 at 2006年04月13日 08:44Athlon64 3200のユーザなのですが、ちょっとAM2はスキップしようと考えています。
AMDを応援しているのですが、流れがインテルに向かっていると思います。
やはり基礎体力の差が出てきたのでしょうか?
残念です
Posted by: AMDユーザ at 2006年04月13日 12:54AMDのコメントによると、65nmで40%の性能UPとか言ってますんで(昔は25%と言ってた)、額面どうりに取るとコンローを凌駕する性能になりそうです。
65nm登場は2006後半となっており、コンローが登場するのは、Q3と言われてますので実質的なIntelの天下は三ヶ月程度に終わるかもしれません。(Yonahって話題性は有っても買わないよね?)
65nmの本番、4コアはどちらも2007Q1に控えてますが、Intelの計画は2core x 2の構成で、かつてのExtreamのように、ソフトの相性問題が出るかもしれない地雷仕様です。
今のIntelプラットフォームはコンローはサポートせず、一方AM2には将来性があります。
よって今年のIntelのスコアはまだ低いでしょう。鳴り物入りの65nmもAMDに追いついただけという厳しい内容。デスクトップよりノートCPUの方が性能が上がってしまい、慌ててプラットフォームを出したものの、出荷が遅れて商機を逃す。ソケットが同じでもチップセットがCPU毎に違うというドタバタ、Vistaに対応できないVGA等、混乱の年と言えそうです。65nmシングルの性能がAMD並みに出てるのに、Coreマーケティングのおかげで低く抑えられてるっぽいのも禍根となりそうです。
まぁ、アレですな。どっちでもいいから「FX-57の倍のシングルコア性能のCPUを早く出してくれ!!」って感じ?
Intelのコメントによると、ConroeでPentiumDから40%の性能UPとか言ってますんで、額面どうりに取るとAM2プラットフォームを凌駕する性能になりそうです。
Conroe登場は2006第三四半期となっており、AM2が量産されるのは、2007年と言われてますので実質的なAMDの反撃はIntelから三ヶ月以上遅れるかもしれません。(AM2って話題性は有っても90nmじゃ買わないよね?)
65nmの本番、4コアはどちらも2007Q1に控えてますが、Intelの計画は2core x 2の構成で、かつてのAthlon64 X2のように、真のデュアルコアと名乗りながら本当は違う地雷仕様です。
CPU、メモリ、マザー買い換え必須のAM2プラットフォームはまだ登場しておらず、一方Conroeには将来性があります。
よって今年のAMDのスコアはまだ低いでしょう。鳴り物入りのFX-62も発熱でPentiumに追いついただけという厳しい内容。性能より発熱の方が上がってしまい、慌ててAM2プラットフォームを出したものの、出荷が遅れて商機を逃す。性能が同じでも対応ソケット、メモリがCPU毎に違うというドタバタ、Vistaに対応できないVGA等、混乱の年と言えそうです。90nmシングルコアの性能がYonah並みに出てるのに、X2ブランドのおかげでクロックが低く抑えられてるっぽいのも禍根となりそうです。
まぁ、アレですな。どっちでもいいから「3GHz Opteronの倍のシングルコア性能のCPUを早く出してくれ!!」って感じ?
2chみたいな書込みはどうかと思いますね。
そもそもINTELとAMDの新CPUを出すサイクルはズレているので、こうなるのは特に不思議ではないと思ってます。AMDの次アーキクチャが見えてこないのは不安といえば不安ですけど。
どのみち5万超えの買い物はなかなか出来ません、
パイが異様に早いと実質使用感も激早なのかな???
よく読んでアンチテーゼ書いたのかと思ったんだが、間違い(勘違い?)が多くて萎えた、、、orz。こういう書き方するならもうちょっときちっと書いてくれないとアラシと区別が付かん。
Intelのプロセス40%UPに関しては、本当ならソースPlz.
ちなみにIntelとAMDは違う技術使ってるので。
Yonahのパイに関して、、、ここに、レビューがあるけど、早いのはパイだけですね。3GにOCしても、Athlonと同程度。Pen4の65nmが5GのOC前提ならいい勝負するので、Yonahは早くないです。むしろ65nm使ってるのに3Gしか回らなくていいのかと、、、
http://akiba.ascii24.com/akiba/column/latestparts/2006/03/03/660896-002.html?
なぜ排他的になるのか理解ができませんね。
コンローが良性能でもAMDERは困らないはずでは?
AMDもその分頑張ろうとするはずですし、乗り換えてもいいですし。
まぁPenM系はベンチ結果とは裏腹に実作業では大して速くないですよね。
まるでRadeon系みたいに。
Conroeはベンチ結果のみになければいいんですけどね。
Conroeは複数ソースのベンチ結果が出てないので登場時期・性能共に信憑性は高くない気がします。AM2も芳しくないところを見ると、今年のデスクトップは停滞気味ではないでしょうか。
企業的には利幅の大きいサーバーやノート部門に注力したい訳で、INTEL、AMDの両者に取ってデスクトップ分野はそれほど重要な位置を占めるものでは無くなっているのかも
>AMDのコメントによると、65nmで40%の性能UPとか言ってますんで
きわめて素人的意見だが、あくまで、トランジスタ性能が、40%Upであって、プロダクトの性能が、40%ではないと思うぞ。
QuadCoreになれば、単純に言って、コアあたりの消費電力は、現行の半分にしなきゃいけないし。
過去の発言を見れば、SOIもずいぶん威勢の良い事を言っていたが、たいしたこと無かったですしね。
>Intelのプロセス40%UPに関しては、本当ならソースPlz
Intelに関しては、プレセラに対してコンローの性能が40%上がるって話を、IDFで語っていたことの引用であって、製造プロセスの話ではないでしょう
>むしろ65nm使ってるのに3Gしか回らなくていいのかと、、、
もともと高クロックチューニングを行っていないのでしょう。
そんな高クロックは必要としていないですし。
実際同プロセスルールでも、コンローは、3Ghz超のクロックが予定されています。
反対に聞くが、AMDの65nmプロセスがどこまで行くと思うかね?
俺は行って3GHzそこそこだと思いますけどね。設計が同じとしたら、甘めの予想で3.4GHz程度でしょうな。
130nm→90nmは400MHzしか上がっていない事実がありながら、65nmでは飛躍的に上がるという予想は妄想でしょうね。
なんか、ここの議論聞いていると、AMD派も随分慌て出したようですなw
Posted by: 力の不近衛 at 2006年04月14日 18:29AMDが65nmで3.4GHzというのは確実なラインでしょうね。
90nmでも3GHzが出せる以上、3.4GHzは上限の最低ラインでしょう。
ただ、AMDにしろIntelのConroeにしろPentium4のようにクロックこそ全てというタイプのCPUではないですのでクロックがどうこうというのは違うのではないでしょうか。(Pentium4でAthlon64の400MHz分性能を上げるにはどのくらいクロックが必要でしょう。)
AMDのが性能が40%上昇というのはあり得ないでしょう。
IntelのConroeはPreslerに比べ40%上昇は同じクロックならという意味でしょう。
Preslerに比べ40%は上がらないとConroeは話にならない性能ということになります。
IDFでの40%云々、の話であれば、
「Conroe 2.67GHzはSPECIntでPresler 3.4GHzを40%上回る性能で、消費電力は40%低下」
とのこと。
クロックあたりの性能比較に関しては無意味だから計算しません。
http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2006.04/20060406232305detail.html
Conroeのハイエンドが2.67GHzスタートで、クロックがそこからどれだけ向上するかはわかりませんね。
一説によればConroe XEが3.33GHzにて登場するとのことですが、
しかしこれはKentsFieldとの兼ね合いもあり微妙なところ。
pig氏の書いている内容はどう見てもひいきの引き倒し、
Intelを貶めてAMDを過剰に持ち上げている、以外の何者でもありませんね。
本人が勝手に描いていらっしゃる未来図でのお話ですし。
AMDの言い分は額面通り受け取っていて、Intelに対しては実績すら意図的に
低く見ている点からしてアレすぎですが、そもそも、90nmから65nmになっても、アーキが変わらなければ
同じクロックでのパフォーマンスが変わらないのは当然の話ですよね。
AMDの40%というのが何を示しているのかはわかりませんが、65nm化による
高クロック化がソレだとしても、この記事のDailyTechのロードマップを見る限りでは、まだそれは見えていないとしか言えません。
Rev.Fの性能は結局、「Rev.Eより遅いということは無くなった」というところまで改善したものの、
パフォーマンスアップは殆ど望めず(まあDDR2になっただけじゃ当たり前ですが。Intelが
DDR2に移った際も散々でしたし)、新アーキは未だ不透明な状況。
(直近だと浮動小数点強化のK8Lくらいですか?なんかK10で複数プロセッサを一つの仮想プロセッサにする
アンチHTを考えてたりするそうですが)
これでは、今出ているConroeのパフォーマンスと比べて、AMDの材料は弱いと判断しても何らおかしくないでしょう。
なお、Conroeに関して、「信憑性のあるベンチ~」という話が出ていましたが、
少なくともAnandTechのベンチは、IntelからConroe(ES)を借りて実際にAnandTech側で
ベンチを取っているため(少し前のnuedaさんの記事にAMDerが異議を申し立ててベンチを
取り直した話がありましたよね)、信憑性はあると判断してよいと思いますし、致命的なバグなどが
今後でない限り、製品版も似たようなパフォーマンスは出るんじゃないでしょうか。
要するに、Intelが予定通りにConroeをそれなりの量で出荷してきた場合、
AMDが厳しい立場になるのは避けられないと、いうのは妥当な話なんじゃないかと。
あ、ちなみに、私はAMDer(Athlon 64 X2 4800+使い)なのでそのあたり誤解なきよう。
Posted by: 七死 at 2006年04月15日 10:26> AMDのコメントによると、65nmで40%の性能UPとか言ってますんで(昔は25%
> と言ってた)、額面どうりに取るとコンローを凌駕する性能になりそうです。
> Intelのコメントによると、ConroeでPentiumDから40%の性能UPとか言って
> ますんで、額面どうりに取るとAM2プラットフォームを凌駕する性能になり~
一応、上記それぞれのネタ元は両社の公式リリース中にもあります。
ただし、当然というか、実際の内容はかなり意味合いが異なります。
意図的か知識不足によるものかは分かりかねますが。
老婆心ながら、孫引きに頼らずせめてプレスリリースくらいは読んで正確な
情報を確かめるようにした方が何かと恥をかかずにすむでしょう:
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~103048,00.html
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20060307corp.htm
ついでに言うと、「AはBよりこれだけ優れているから(A・Bとは直接関係ない)
Cよりも優れている「はず」だ」というのは、比較にすらなっていないですね。
なお、AMDの40%云々~は大方の皆さんの推測通り、あくまでトランジスタの性能
向上についての発言であることは、上記のプレスリリースを見れば分かるでしょう。
この発表は65nmに関するAMDの発言として最初期のもので「当初は25%と言っていた」
などということもないのですが。
90nm>65nm化ではIntelも同様に40%程度の動作速度向上が可能であることを発表
しており、こちらは既に量産していることも考慮すると、必ずしもAMDの方が優れて
いる、というわけでもありません:
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/08/30/intel65nm/
AMDの場合、130>90nm化でもプロセスのポテンシャルはそれなりに向上したにも
関わらずクロックの向上はわずかに留まったことを考えると、今回もあまり期待
できない可能性が少なくないでしょう。
当初はこの時期にはK9に移行する計画でしたし、設計時期を考慮すると無理も
ないかと思いますが、K8は既にアーキテクチャとしてクロック向上が難しい
状況なのかもしれません。
発熱が増えるばかりで効率が悪いことと引き換えに無理やりに性能向上を目指さない
のはAMDとしては賢明な選択ではないでしょうか。
それはかつてAMDが嘲笑ってきたNetburstのたどった道ですからね。
上記ではAMDについてばかり書いてしまいましたが、クロック向上の余地と
いう点ではIntelもあまり希望はもてません。
リーク電流抑制技術にメドがついたことで、再び消費電力をプロセス縮小で
着実に低減できるようになりましたが、Yonah以降高効率化とプロセス縮小に
より、コアの特定部位における熱密度の集中はこれまで以上に深刻になり
つつあるため、これまでよりかなり低い温度にCPU温度を抑えなければならず、
熱設計上はP4系列とさほど変わらないとの話もあります。
製品に採用可能な冷却技術は当面大幅な更新が望めないこともあり、Merom/
Conroeは少なくとも3四半期はクロックを引き上げないようです。
45nmでの生産開始は2008年後半の予定ですから、少なくとも1回程度の
クロックラインナップ向上の可能性はありますが、以前のような頻繁な
アップデートは望めないでしょう。
AMDもIntelもトランジスタのポテンシャルは上がっているので、いわゆる
OC耐性はかなり向上していることが期待できますが。
お騒がせしております。(_v_;;
みなさん、同じテクノロジーファンということで、仲良くバトルしませんか。恥がどうのこうのとか、気にしておりません。素人ですから。(^^;
ちなみに今はAMD派なのでバイアスかかっております。
90nmのときと違うのは、消費電力を抑える事が至上命題になってることですね。90nmのときはIntelはクロックUPなしでした。
Intelの65nmですが、限界回しで、Pen4 4G ⇒ 5G っぽいので25% UP。現実的にはこの辺かもしれませんが、それでも、Athlon64はConroeに追いつく事になります。
Athlon64の方もキャッシュには改善を加えるようなので、APパフォーマンスの向上もあるかもしれません。(後出しジャンケンですね)
みなさんのコメントで興味を持ったのは、Specintで40%向上と言う奴で、スーパーパイのスコアと相関してる感じですね。何でこんなに違うんでしょう。
低消費電力に注力した事で、再びシングルコア性能が向上すればいいんですが。
ちなみに、早くて安けりゃIntelで組みますよ。Pen3の頃はIntel派でしたから。
> Intelの65nmですが、限界回しで、Pen4 4G ⇒ 5G っぽい
> ので25% UP。現実的にはこの辺かもしれませんが、それで
> も、Athlon64はConroeに追いつく事になります。
CPUクロックに比例して実性能が上がるのはSuperPIやSandra
の一部項目などに限られ、ゲームやエンコードなどでは、
概ねCPUクロック比の平方根程度の上昇しか望めません。
既にリークされているConroe2.66GHzの結果は、これらで
ほぼ同クロックのFX-60比2割増しというところ。
同クロックで2割の差をリカバーするには、かなりの
ブラッシュアップが必要なことでしょう。
さらに3.33GHzのXEも控えていますし。
なお、こちらでも何度か話題に上っていますが、Conroeの
キャッシュ周りは容量だけでなく、レイテンシ、条件分岐
予測を含む全ての点で改良が入っています。
BaniasとDothan、あるいはAthlon64のL2違いの結果を
見れば明らかなように、単純に容量だけの効果ではConroeの
性能を説明するのは難しいので、AMDにも大幅な改良を期待
したいところです。
なんていうか熱く議論されてますけど、Conroeが実際に出てからじゃないと全く意味がないと思うんですが・・・
Posted by: こぶ at 2006年04月17日 21:45ド素人でも誰でも知っていることだが、
アーキテクチャ=性能
ではない。
アーキテクチャというのは基礎、
ウワモノ=トランジスタの実装は、いくらでも変えられる。
P6がいい例。
「アーキテクチャが変わらないと性能が上がらない」などと言うのは
サル未満の恥ずかしい言。
>なんていうか熱く議論されてますけど、Conroeが実際に出てからじゃないと全く意味がないと思うんですが・・・
別にいいんじゃないですか。意味なんか無いですし。
予想が外れたら誰か責任を取りますか?取らないでしょう。
そんなことを言っていたら、AMDなんかAM2以降、K8Lクラスのアップデートですら噂レベルで語ることなんかありませんね。
予定通りなら、1年後くらいには出てくるはずだから、公式に何か話があっていい位ですけどね。
ま、自分を含め、Conroeに対する期待感があるからじゃないですかね。
また、CoreDuoの発展系ということで、信憑性も高いものになっています。
実際、自分もCoreDuoを使ってみて、クロックあたりの性能は感心してますし、発熱の低さは大した物です。2.4GHzで運用していて、現在のCPUと比較して、トップグレードの性能があると思います。
そういう実績が、Conroeを既成事実のように語らせているのだと思います。
CoreDuoもDothanも無いまま”Conroeはスゲーんだ”みたいなベンチマークを、いきなり出されても、いまいち信用されなかったでしょうがね。
> アーキテクチャというのは基礎、
> ウワモノ=トランジスタの実装は、いくらでも変えられる。
> P6がいい例。
古典的な意味での「アーキテクチャ」は、P6以降ほとんど
変化していないので、それ以降のCPUの違いは極論すれば
全て「トランジスタの実装」の違いによるもの、といって
しまうことも可能ですね。
ただ、それ以前の問題として「アーキテクチャ」を実際の
CPUとして設計すること、すなわち「トランジスタ実装」
こそが実際のアーキテクチャ設計に他なりませんね。
現に「アーキテクチャ」として取り上げられる話題の
ほとんどはトランジスタ実装に関する話題ですし。
なので、何を今更そんな当たり前なことをという気が
しないでもありません^^;
「アーキテクチャ」が「トランジスタ実装」と同義だと
だと、K8アーキテクチャで2コアにできたのが嘘ってことになるよな。
アーキテクチャが変わらないと云々とはつまり
トランジスタ実装は変えられない ということになるから
マスクの変更も何もできないことになる。
2コアにもできない。
ところが現実はコロコロ変わってる。
簡単に言えば
アーキテクチャがトランジスタ実装という意味であるなら
1コア64がK8アーキテクチャなら
2コア64はトランジスタ実装が異なるから別アーキテクチャということになる。
ところが現実を見ればどちらもK8。
アーキテクチャとトランジスタ実装は全然関係ないことがわかるね。
自分の発言でご迷惑をおかけしている
ようで申し訳ありません。
前に書いた「アーキ」とは、いわゆる「マイクロアーキテクチャ」を
指す意図では使っておりません。
あの文章の意図は、単純にシュリンクしただけでは、
クロックが同じなら性能は変わらない、ということを
言いたかっただけですので、アーキという言葉が
誤解を与えたことについてはお詫びいたします。
自分では改良全般を「アーキ」という言葉に集約しておりましたので、
誤用であると言われればもっともかと思います。
実装という言葉をプリント基板上への物理的設置
といった「部品配置」の意味で捉えている方が
おられるようですが、半導体製造においては
プロセス上の制約が厳しく単純な物理的配置を
工夫する余地が非常に少ないため、この意味で
用いられるのはほとんどありません。
アーキテクチャを具現化するための設計手法、
例えばダイサイズ、ロジックとキャッシュの構成
比、各ステージの規模といった設計という、より
大きな意味で用いられるのが一般的です。
K8でAMDは当初からマルチコアを意識して設計した
といわれていますね。
AMDとしては自らの先見性を誇示する意味もあって
デュアルコアを新アーキテクチャと呼ばないので
しょうが、実際に2コアで当初の1コア相当のTDPを
可能にしたプロセス技術の進化を別にすれば、
「実装」技術に大きな差異はないので、同じ
アーキテクチャとして扱われるのは当然でしょう。
そもそも、CPUメーカーの謳う「アーキテクチャ」
という表現にはマーケティング上の思惑が強く
込められているので、異なる呼称だからといって
それが技術上の区別として大きなものであるとは
限りません。
上で述べた、半導体製造における一般的な意味での
「実装」こそが重要でしょう。
おそらく、両者を明確に意識して区別している方は
少ないでしょうが。
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/08/31/idf1/
Conroeが、P6へのトランジスタの実装で実現してるのならコアアーキテクチャがK8だろうが性能向上の余地はあるということを言いたいだけじゃないの。K8Lの仕様が分からないのに話をしようもないですけど。浮動小数点ユニットを増やすというのは実行性も上がるということでしょうか。
http://pcweb.mycom.co.jp/special/2005/dualcore/
熱の問題が解決されればパフォーマンスのほうへ振れる可能性もあるわけで無理無駄というのもどうかと。周波数競争はもうしなくてよいわけですし。
http://www.anandtech.com/cpuchipsets/showdoc.aspx?i=2741
AM2版には特別にこだわりがあるようでAnandの最新テスト。
ゲーム向けにはずいぶん差がでてるようですね。
「アーキテクチャが同じだと大幅には変えられない」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0424/kaigai263.htm
おやおや。
Posted by: a at 2006年04月24日 12:16所詮「アーキテクチャ」ってのは「設計理念」であり
「それをどうやって実現するか」は単一ではないと。
だから同アーキテクチャにしながら
こうした大きな変更ができるわけで。
後藤さんの記事はようやくRev.Gの具体的な情報が出てきた
感じで興味深く読みましたが、「設計が一新される」と
いいつつも、実際には各機能ブロック内の配置変更に
とどまるようなので、大幅な機能追加・性能強化につながる
変更ではなさそうですね。
ここは後藤さんが書かれているような「隠し球」に期待したい
ところです。
ただ、同じ後藤さんの直前の記事で触れられているように、
最近のAMDは従来よりもこまめなプロセス改良を行うことを
得意としているようですので、地道でも着実な改良が期待
できそうです。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)