2005年04月26日
AMDはDDR500の公式サポートを検討中
・ AMD to go for DDR500 as standard - OCW
・ AMDがDDR500の公式サポートを検討中 - AMD K8 Topics
FSB 200の環境で使われるノーマルなメモリはDDR400になるわけですが、AMDではDDR500の公式サポートを検討中とのこと。
Posted by nueda at 2005年04月26日 08:45 JST | トラックバック | ホームに戻る これまでのAMDの姿勢からすると、
見かけ上のメモリ帯域(と言ったら失礼ですね……)を
増加させることには慎重だったはず。
個人的にはこの話題、
メモリのクロック倍率のみを上げることとは思えません。
かなりの期待を込めた勝手な予想ですが、
これはベースクロック(HTTクロック)250MHzのサポートでは
ないでしょうか? と思います。
オーバークロックレベルでは、
結構なマザーボードでHTT 300MHzが達成できている点や、
Athlon 64はこれまで一度もベースクロックを上げたことが
ない点などを考えると、
そろそろ(とくにFXでは)いいタイミングではないかと思えますが……?
えーっと、ベースクロックを上げるのに何の意味があるのでしょうか?
Athlon64ではベースクロックはあくまでもCPUとメモリ、HyperTransportLinkクロックの倍率の元にしか使われていませんから、1GHz HyperTransportLinkのクロックを250MHzを4倍して作ろうが、200MHzを5倍して作ろうが性能には関係ありませんし、CPUがメモリコントローラにフルスピードでアクセスできる以上、CPUメモリコントローラ間の帯域の向上もありません。
従来のAthlonXP、あるいはPentium4なら何らかの意味があったのかもしれませんが・・・
Posted by: re at 2005年05月01日 02:37 ご指摘ありがとうございます m(_ _)m
確かにごもっともな話ですね(^_^;)
私はre様がおっしゃる通り、
Athlon XPやPentium 4などでの常識で考えてしまったため、
「ベースクロックに対してメモリ速度が2.5倍となると、
両者の速度比が非整数倍になったことで
データ転送の待ち時間などが発生し、
せっかくのメモリ速度向上を
効果的に使えないのでは?」
という疑念が先に立ってしまいました。
この考えが前提にあるため、
「Athlon 64であれだけ効率化にこだわってきたAMDが
DDR500のサポートを行うのであれば、
ちょっとしたボトルネックも廃する方向へ向かうのでは?」
と想定し、ベースクロック向上と予想した次第です。
メモリクロックの倍率を上げても
そうした速度低下がないのであれば、
おっしゃるとおりベースクロックを上げる必要はないですね。
大変失礼いたしました m(_ _)m
Posted by: 橋本 新義 at 2005年05月01日 03:39(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)