2005年03月17日
TurionとPentium Mのベンチマーク
TurionとPentium Mのベンチマークが掲載されている。
・ Benchmarks haunt AMD's Turion - The Register
ベンチマークスコアはAMDが作成したものだが、3つの切り口によるベンチマークが掲載されている。CPUのクロックは同じだが、今回のCPUだとTDPはTurionの方が上(35Wと25Wの差がある)で、バッテリー時間の比較はない。
チップセット内蔵グラフィックの3Dベンチ比較だとTurion+Mobility Radeon Xpressの圧勝っぽいですけどね。
・ベンチ比較
- 3D Gaming (PDF)
- Digital Media (PDF)
- Office Productivity (PDF)
・AMD Turionのスペック
- CPU :Turion 64 ML-37 (2.0GHz、L2 1MB、35W)
- チップセット :ATI Mobility Radeon Xpress 200
- ビデオ :ATI Mobility Radeon Xpress 200内蔵
・INTEL Pentium Mのスペック
- CPU :Pentium M-760 (2.0GHz、L2 2MB、FSB 533、27W)
- チップセット :INTEL 915GM
- ビデオ :915GM内蔵GMA900
Posted by nueda at 2005年03月17日 22:33 JST | トラックバック | ホームに戻る
「PentiumMは低TDPなのに速い。」に見えるのは俺だけでしょうか?
まぁ、TDPをさほど気にしない海外ではこれでいいのでしょうね。
MLシリーズはTDP35WですがMTシリーズは25Wですし、Turionの場合メモリコントローラ込みでの数字です。
対してPentiumMではチップセット側でその分の電力を必要としてしまうので、そのことを踏まえたら(低電圧版や超低電圧版のPenMよりは上だが)通常版のPenMとの比較ならば対等といっても過言じゃないかと。
それに、Turionは64bit対応ですから、そういった付加価値もあわせれば十分競合可能かと思います。
低クロック品のもっと低TDPで動作するバリエーションなんかを作るといいと思いますが、企業としての(Intelと比べた製造能力等の)規模を考えるとそれは難しいと思う。
あとは、優秀な統合型チップセットが登場すれば文句なしかな?
このベンチスコアはもともとAMDのサイトに掲載されていたもののコピーです。Turion64の特集ページを見たことがある人はご存じかもしれませんが。
なのでTurion64の成績が良いように書かれているのは当然だと思います…。
Posted by: T.Goto at 2005年11月25日 19:10> なのでTurion64の成績が良いように書かれているのは当然だと思います…。
AMDが作成した内容であることは記事にも書いていますし、比較の方法も違いますからね。
またこの内容はTurion64が発売される前の3月時の情報なのですが、
当時はTurion64のベンチがめずらしかったんですね。
その点をご配慮して見てもらえればいいかと思います。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)