2005年03月03日
Pentium M → Pentium 4 (Socket478) 変換アダプタ
Pentium MをSocket478マザーボードで使用できる、Pentium M → Pentium 4 (Socket478) 変換アダプタの情報が掲載されている。3月6日追加更新。
・ Adapter Pentium M = > Pentium 4! - X86-secret.com (英訳版)
・ Adapter Socket 479 on Socket 478! - HardWare.fr (英訳版)
・ ASUS Offers to Install Intel’s Mobile Chips into Desktops. - X-bit labs
・ 3月4日(金)のhermitage akihabara -the voices-
以前から噂のあったASUSのi865PE/i875P搭載M/B用のmPGA479M (Dothan) 変換ゲタの情報がとうとう掲載された。
変換アダプタはCT-479という商品型式で、現状ではP4P800(865PE)でのみほぼ完全に動作し、さらにP4C800(875P)やP4GD1(915P)でも動作が予定されているようだ。アダプタ上にはFSB100/133を切り替えるジャンパがあるので、FSB400/533に対応可能だろうし、既存のATXマザーボードのオーバークロック用の設定もそのまま流用できるだろう。
デスクトップ用のPentiumMマザーボードは現在ATXサイズのものがほとんどないため、PCIスロットを多数使用しているユーザーでかつLGA 775には移行したくないユーザーには思わぬアップグレードCPUになるかもしれない。またAGPカードや既存のマザーボードを流用できるためにお手軽にPentiumMで組めるメリットもあるだろうし、ショップ側としてもASUSの478マザーボードの在庫が効率よく掃けるかもしれない(^^;
パフォーマンスは未知だが、大変興味深い製品であることには間違いない。発売や価格は未定だが、既存のDFIやAOpenのPentiumM用マイクロATXマザーボードの売上にどのような影響を与えるのだろうか。なんかおもしろくなってきたぞ。
依然製品化されない理由のひとつに同社ではこの手の製品は市場として日本国内以外では期待できないという考え方で、生産ラインを割くことを躊躇しているということがあるようだ。また、ゲタ一枚でSpeed Stepに対応させることに技術的な問題も考えられるとのこと。
hermitage akihabaraに掲載されていた情報です。こういわれてみたら説得力があるかも。やっぱASUSはグローバル企業なんですね(^^;
最後に気になる値段ですが、CPUクーラー付きで50US$以下のようです。それなりの値段ですね。
通販情報
・ASUSのSocket478マザーボード (TSUKUMO)
・PentiumM対応 Socket479マザーボード (TSUKUMO)
・PentiumM CPU : TSUKUMO、クレバリー、ドスパラ
Posted by nueda at 2005年03月03日 23:33 JST | トラックバック | ホームに戻る
nuedaさん、こんばんは。
うわ~、この計画、まだ、生きてたんですね。
発売が楽しみです。ん~、PentiumM、手放しちゃいましたが(^^;
MAZさん、こんばんわー。
X86-secret.comには、「DFIとAOpenに死刑宣告」って
物騒なことがかかれてるんですが(^^;
にしても、これはいろいろな意味で興味深い商品なんで、
引き続きウォッチしていきますね。
まぁ、DFIとAOpenの製品は「他に選択肢が(事実上)ない」から売れてるようなもんですからね。
下駄登場で選択の幅がひろがると、かなり割高に見えるこれらの製品はあまり売れないかも?という気はします。
だから、「死刑宣告」ってのもあながち間違ってはいないかなとw
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)