2004年09月28日
Pentium 4の倍率を下げられるというASUSの新機能
Pentium 4の倍率を下げられる? ASUSの「CPU Lock Free」機能。
・ ASUS、動作倍率を下げられる新機能「CPU Lock Free」発表 - MYCOM PC WEB
・ CPUの動作倍率を変更する「CPU Lock Free」技術を発表 - ASUS News
通常、Pentium 4系のCPUでは動作倍率の変更はできないようになっているが、同機能はこれを下げる代わりにFSBを上げ、システム全体のパフォーマンスを向上させるというもの。(中略)
同機能では動作倍率を下げるので、規定の動作クロック以下でFSBを向上させることが期待できる。ただし、メモリはオーバークロック動作となってしまうので、安定動作を保証するものではない。
最近のPentium4は「CPUの倍率を変更できない」と当たり前のように考えられているが、Asusの新機能「CPU Lock Free」を使えば、規定クロックを変えずに倍率を下げてFSBを上げることによりパフォーマンスアップが可能だという。(倍率を下げるだけというのが今回のポイント)
MYCOM PC WEBには、Pentium 4 3.6GHzをデフォルトの3,600/200x18と「CPU Lock Free」による3,612/258x14でパフォーマンスを比較したグラフがあるが、Sandra 2004では約23%高速、PCMark 04では約8%高速という結果になっている。もっともFSBの上昇によりメモリはオーバークロック動作になるため、FSBアップを狙うならそれなりのメモリが必要になる。その点は要注意。
英語ページだが以下に詳細があるので、ご参考に
→ CPU Lock Free
にしてもASUSもINTEL相手によくやるなー、がんばれー。
追記:
下にコメントされているひよひよさん (あのCrystalCPUIDの作者さんです) のBBSによれば早速プロジェクトが立ち上がり、協力者を募集されています。興味のある方は下のURLからどうぞ。
→ Crystal Dew World
関連情報
・「CPU Lock Freeが拡大!?」- まいこらんど
Posted by nueda at 2004年09月28日 22:52 JST | トラックバック | ホームに戻る
いやぁ~実に気になる機能ですねぇ~~~~~~~~。
私も昔から特殊な手法(マイクロコード書き換え)を使えばソフトウェアから倍率を制御できるのではないかと思っていましたが・・・。本当にできるんですねぇ。
私には、BIOSを八苦する時間はありませんが、この記事を読んで具体的な手法がわかればあるいは!?と妄想をしてしまいました。我が家の Northwood も適度に倍率変更できたら楽しいだろうなぁ~。
Posted by: ひよひよ at 2004年09月29日 00:58あ、お世話になってます。
最近のAsusはいろいろやってくれますね。
今回の対象CPUはPrescottだけみたいですけど、ぜひ(^^;
http://angel.ap.teacup.com/applet/maiko/msgcate5/archive
簡単ながら検証済みです。
Posted by: maiko at 2004年09月29日 02:47はじめまして、OverClockBlogのelemと言います。
今回、倍率変更に関係するトラックバックを付けさせて頂きましたので、よろしくお願いいたします。
また、以前からリンクを貼らさせて頂いて降りましたが、挨拶が遅くなり申し訳ございません。
どうぞ宜しくお願い致します。
リンクフリーですので、報告なしでも構いませんよ。
リンクされていることは前から知ってましたし^^;
今後ともよろしくお願いします。
にしても「ほとんどファミコンの裏技的操作ですが、とりあえず3回は成功しました」って本当にそんな感じですねw
http://elem-japan.blog.ocn.ne.jp/overclockblog/2004/10/post_1.html
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)