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2004年09月20日

グラフィックス処理にメインメモリを利用する、ATIのHyperMemory

グラフィックス処理にメインメモリを利用する-ATIが「HyperMemory」という新メモリ技術を発表したようだ。

ATI、新メモリ技術「HyperMemory」発表 - ITmedia
ATI、グラフィックス処理にメインメモリを利用する「HyperMemory」- MYCOM PC WEB

HyperMemoryはデータを双方向に高速伝送できるPCI Expressの機能を活用、システムメモリにグラフィックデータを保存して利用できる。(中略)
HyperMemoryを使えば(ビデオカードの)オンボードメモリを減らすことができ、グラフィック処理能力を維持しながらPC全体のコストが削減できるとしている。
(ITmedia)

ハイエンドPCに応用できるかどうかはなんといってもベンチ次第か。
"SLI"というビデオカードの複数ざしが復活するぐらいだから、こういう層はお金に糸目つけないしね。

もっとも"AGP(IT用語辞典 e-Words)"の時も「必要な時だけメインメモリから記憶容量を割り当ててもらえばグラフィックスカードに搭載するメモリ(メインメモリに比べ高価)は少なくてすむ」という話はあったが、結局のところPCIからAGPの移行後にビデオカードのメモリーは4MB/8MBから加速度的に増加し現在は256MBまでに達している。

AGPとPCI Expressとインターフェースのポテンシャルが全く異なるのでベンチなどを見ないとなんともいえないが、メインメモリは遅い(GDDR3の2.0nsで1G)し、ハイエンドビデオカード(6800やX800以上)ではどうなんだろうか。

参考情報-チップセット内蔵グラフィックの場合のメモリ
・ メインメモリをシェア:UMA方式 - IT用語辞典
・ 専用グラフィックメモリを用意:LBA (Local Frame Buffer) 方式

Posted by nueda at 2004年09月20日 14:02 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

この技術は内臓ビデオにも適用されるんでしょうか。
915G内蔵ビデオでFF XIの動作確認を出されちゃってることだし
ATIも新技術でシェアを広げてほしいものです。

Posted by: キリン at 2004年09月20日 21:15

プレスリリースみてても適応範囲がわからないんですよね。
基本的にはハイエンド用カードのGDDR3が高いためにそれのコストを抑える意味合いが強いとは思うんですが。
(http://www.theinquirer.net/?article=18355)

またMOBILITY RADEON 9600(M10)相当のDirectX 9グラフィックスコアを
内蔵したRS480ならFF XIも問題なく動くでしょうねー。
PCI Express対応のチップセットは力が入っているっぽいですし。

Posted by: nueda at 2004年09月20日 21:54
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