// Topsy Retweet Button for Web Sites
ホーム > Athlon > | カテゴリー別 | APU | AM1 | AM3+ | SB | SBE | Haswell | Ivy Bridge | Opteron | GPU | HDD | SSD | TS | その他 | リンク集 | TOPICS |

2004年06月18日

Athlon64 3000+を2.45GHzにオーバークロック

[H]ard|OCPの記事によると、Athlon64 3000+を2.45GHzにてOCし100%安定していた(100% stable)とある。
実クロック2.4GHzといえば、Athlon 64 3800+(939)、Athlon 64 3700+(754)、Athlon 64 3400+ CG(754)と同等ということになる。

OCing the Athlon64 3000+ - [H]ard|OCP

The VIA K8T800Pro chipset solves the issue with the prior VIA K8T800 by unlocking the AGP and PCI buses. Now you can run much higher CPU FSB speeds as seen below.

このクロックを実現した環境は以下の通り。
・動作クロック:2.45GHz (245*10)
・CPU:NewcastleコアのAthlon 64 3000+ (2.0GHz、512KB)
・マザーボード:ABIT KV8 Pro (Socket754対応、K8T800Proチップセット)
HyperTransportが1GHzの「K8T800 Pro」搭載マザー登場 - AKIBA PC Hotline!
・電圧設定:CPU 1.75V、AGP 1.55V、メモリ 2.8OV
・テストでは、OC耐性確認用にPrime95での動作確認も行っているようだ。
・BIOSにはbetaを使っているようで、そうでないとAGP/PCIのロックと倍率調整に問題があるみたい

このOCで一番のポイントは、マザーボードにABIT KV8 Proを使用していることにある。
KV8 ProはSocket754マザーでは珍しいことにチップセットにK8T800Proを使用しているのだけど、K8T800Proの特長として「PCI/AGPのクロックを33/66MHzにロック」することができる。そのためCPUをOCしてもPCI/AGPのクロックが変わらないために、限界までOCをトライできるということのようだ。

このPCI/AGPロック機能はK8T800にはない(動かない?)が、K8T800ProやnForce3には搭載されており、「Socket 939 Chipsets: Motherboard Performance & PCI/AGP Locks - AnandTech」によると"the PCI/AGP lock works on every nForce3-250 chipset that we have tested, while it works on some VIA K8T800 PRO chipsets, but does not work on others"とある。
これを読む限りではnForce3の方が確実に動作するようなので、nForce3のSocket754マザーでも同じようなOCをすることができる可能性もあるかもしれない。(例:MSI K8N Neo Platinum - Socket 754マザーボードの新製品 (2004年6月12日) )

参考までにCPU最安値情報 (2004年6月11日) - AKIBA PC Hotline!で最低価格を調べてみると以下の値段になっている。
・Athlon 64 3800+(939):84,700円 (2.4G、512KB)
・Athlon 64 3700+(754):87,780円 (2.4G、1MB)
・Athlon 64 3400+ CG(754):49,800円 (2.4G、512KB)
・Athlon 64 3000+ (754):24,675円 (2G、512KB)

参考情報
Abit's KV8 Pro motherboard - The Tech Report

関連情報
Socket939対応のチップセット
Asus A8V Deluxe (S939) のレビュー

ネットショップ商品情報
ABIT KV8 Pro (Socket754、VIA K8T800 Pro)

Athlon64 3000+ BOX版 (新リビジョン版)

Posted by nueda at 2004年06月18日 22:26 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

いいタイミングの記事ですね。知り合いのGさんとまったく一緒の組み合わせですね。連絡によると、結構苦労してるみたいです。チラッとみさせていただきましたが、ノース、サウスと電圧調整できるマザー見たのは初めてです。細かすぎてかえって調整が難しそうでした。見た目が、NF7とよく似たオレンジの基盤で、逝きそうな雰囲気がぷんぷんしてました。
後は、腕次第ですね。

Posted by: π氏 at 2004年06月18日 23:36

[H]ard|OCPでも結論のところにBIOSについて書かれてますね。

このテストではbetaのBIOSが使用されていて、それだとAGP/PCIのロックと倍率調整ができたようですね。
ABITも当然これを認識しているようで、
We(ABIT) have a solution coming up and
we(ABIT) will release a BIOS to the public in regards to the PCI/AGP and the multiplier issues.
としているようです。


Posted by: nueda at 2004年06月19日 00:02
コメントする
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)









名前、アドレスを登録しますか?